2024.06.14[Fri]
永平寺《標高16.6m》…永平寺 井の上/徒歩、0.1km
昼食は次のバスが店の前から出る「井の上」で済ませた。食事後、外の日陰で涼んでいると、出発20分前くらいにバスがやってきた。
2024.06.14[Fri]
永平寺 井の上《標高172.7m》13:10→山中座13:59~片山津温泉西口(行)
京福バス 永平寺おでかけ号、¥800、28.2km
予約優先バスということで、昨日の加賀温泉駅前のアルプラザで予約を済ますつもりだったが、アルプラザ臨時休業によりそれが叶わなかったバスだ*1。バスは少しくたびれた雰囲気のある観光バスタイプの車体に「永平寺おでかけ号」のステッカーを貼っている。永平寺 井の上からの利用者は5人。乗車時の会話に聞き耳を立てていたところ、予約をしていたのは2人だけだったようだ。運賃は先払い、ICカードでも支払可能ということでPASMOを出すと、ハンディターミナルみたいなカードリーダーで決済となった。
バスが動き出すと音声案内が流れ出す。「皆様、永平寺はいかがでしたか?」と、寄らなかった自分が責められているようにも受け取れる言葉に少々へこむが、バスに乗るのが目的なのでとすぐに開き直る。しばらくは来た道を折り返して進む。永平寺おでかけ号は基本的には国道364号に沿って走行し、山中・山代・片山津の各温泉と永平寺を結ぶバスだ。午前中に各温泉地から永平寺へ、午後は永平寺から各温泉地へ向かって走る1日1往復のバスなので、本日の行程はこのバスの利用を軸に計画を立てている。
永平寺口前を通過し上久米田の信号を右折すると、のんびりした景色が急な山道へと変わる。採石場の間を抜けるように作られた道をくねくね進むと長めのトンネル。これを抜けたら石川県かな、という予想は簡単に外れて、トンネルの先はまだ福井県の坂井市、丸岡に戻っただけだった。坂井市の集落を過ぎると再び長めのトンネルがあり、これでやっと石川県へと入る。道の駅笠岡ベイファームをスタートしてから7府県目、石川県に入ることでようやく先が見えてきた感じがある。バスの適度な振動とワインディングが心地よい。車内を見渡すと自分以外の利用者は皆夢の中だった。
山中温泉エリアに入ると、宿泊施設に寄るためかこれまで走ってきた国道364号から外れて狭い道へと入っていく。山中温泉 もみじ谷からは降車専用バス停となるが利用者はなく、自分が降りる予定の山中座へ。ここでは自分だけではなく利用者5人全員が降車した。バスは山代温泉方面へと進んだが、この後乗車可能なバス停はないため、おそらくこのまま回送扱いで車庫へと帰るのだろう。
菊の湯と山中座
昨日加賀温泉駅で入手したチケットはECO乗りクーポンで、これを使えば別にお金を払うことなく菊の湯に入れるが、待ち時間は30分とちょっと心もとない。なので山中温泉では足湯だけにつかり、温泉はこの後寄るところで入ることにした。