2024.06.13-15 approach

標高差2,721m」の続きを進める。

続きを進めるために木・金と2日間有休をとったが、いざ計画を立ててみると「平日+休日」の組み合わせの方が良いルートだったことに気づく。結局、初日となる木曜日は「標高差2,721m」のためには使わない日となった。純粋な移動日*1ということで、福井へは在来線でのんびりと向かう。

2024.06.13[Thu]
富山08:05→金沢09:12、あいの風とやま鉄道~IRいしかわ鉄道、¥2,250

富山駅前にて
朝の富山駅

在来線で向かうくらいなら遅い時間に出ても良いはずだが、8時の電車でまずは金沢へ。大聖寺までのきっぷを買って*2改札を抜ける。きっぷに「途中下車前途無効」の文字がないので途中下車が可能なきっぷだ。自社線内だけでは100km越えしないのに、そんな制度を3セク化したあとも引き継いでいる理由はよく分からないが*3、せっかくなのでそれを利用させてもらう。

朝だからか、電車は混んでいる。が、小杉で高校生の制服姿は見なくなり、高岡で車内に余裕が出る。次に混みだしたのは石動で、富山発車時点の利用水準に戻った状態で金沢に到着した。

2024.06.13[Thu]
金沢09:30→加賀温泉10:16IRいしかわ鉄道

加賀温泉駅前にて
加賀温泉駅と北鉄加賀バス

金沢で乗り換える。乗車した車両はハピラインふくいの車両、そのせいか出発直後のアナウンスは「今日もハピラインふくいをご利用いただきましてありがとうございます」だった。車掌が間違えたのかそういう運用ルールなのかは分からないが、ハピラインふくいには押しが強いという印象を持った。

狭い通路と自動券売機が1台、通路には「IRいしかわ鉄道(旧在来線)」と書かれている
IRいしかわ鉄道加賀温泉駅改札口*4

良い天気の中、加賀温泉へと到着する。ここでいったん途中下車、きっぷを見せる準備をして改札へ向かうと駅は無人駅になっていた。そうか、新幹線との接続駅でも3セク化したらそうなるよね、と納得するも、若干の肩透かしを食らう。ちなみに完全な無人駅というわけではなく、改札付近に警備員が1人立ってはいたが、きっぷを拝見するわけでもなくただいるだけといった雰囲気。意図がよく分からない人員配置だ*5

加賀温泉では予定を2つほどこなすつもりだったが、駅前のアルプラザが臨時休業で1つの予定を実行することができなくなる。仕方がないのでもう一つの用事を済ますため、駅舎内の観光案内所で翌日利用予定のチケットを購入する。アルプラザ前までの移動も含めて用事は10分で済んでしまったので、次の電車までは駅構内の喫茶店でのんびり過ごす。付近で医療関係の学会があるようで、新幹線が到着するたびにそんな関係の人たちがたくさん降りてきて、シャトルバスみたいなものに乗り換えていった。

2024.06.13[Thu]
加賀温泉11:17→福井11:51IRいしかわ鉄道~ハピラインふくい、¥680
福井駅12:15→田原町12:25福井鉄道、¥180

福井駅前にて
昼下がりの福井駅

1時間後の電車で福井へ。福井駅で久しぶりに立ち食いそばを食べたが、食べた天玉そばはずいぶんと出汁が薄いように感じた。たまたまゆで汁がどんぶりの中に多く入ってしまったのか、それとも自分の体が塩分を欲しがっていたのかは分からないが、昔のイメージとは異なる味だった。残念な気持ちのまま市内電車で田原町へ。涼み目的で入ったフェニックスプラザに家庭的なレストランがあったので、先ほどの不満もあってか2度目の昼食をしてしまう。さすがにちょっと食べ過ぎだと思う。

田原町駅
田原町駅


*1:「バスに乗るのが目的」なので、一般的な目線ではずっと移動日に思われてそうだけど。

*2:在来線で富山から購入できるのはここが最西端。

*3:片道100km以上あると、きっぷの有効日数が延びたり途中下車ができるようになる制度がJRにはある。

*4:「旧在来線」という表現はどうかと思う。

*5:その後、券売機の使い方を説明していたので、そういう役割はあったようだ。