2024.09.09 標高差2,721m 83

中部山岳国立公園の看板、奥に乗鞍コロナ観測所も見える
乗鞍岳畳平 標高2,702m

畳平に到着したがここの標高は2,702m、乗車可能な最高所バス停ではあるが、日本最高所バス停は以前利用した標高2716mバス停であってここではない。標高2716mバス停へは畳平から歩いて10分もかからずに着くことは可能だが、「バスに乗るのが目的」なのでバスで向かいたいところ。ただ、標高2716mバス停は降車専用バス停であり、かつ麓からのバスしか降車できないことになっている。なので、いったんバスで高度を下げ、折り返しのバスで日本最高所バス停へと向かうことになる*1

さて、濃飛バスからアルピコ交通のバスへ乗り換えることになるが、バス停が微妙ながら離れているのとバス停名が若干異なっているので、徒歩で繋いだ扱いにしておく。100mに満たない区間なのでどうでも良い話ではあるが。

2024.09.09[Mon]
乗鞍畳平《標高2,702.1m》…乗鞍山頂(畳平)/徒歩、0.0km

畳平から見た標高2716mバス停
畳平から見た標高2716mバス停
畳平より最高所バス停を望む

バス停を移動し、アルピコ交通のバス待ちの列に加わる。バスを待っている人数を比較すると、濃飛バス側よりもこちらの方が多いようだ。やはり降りた先が松本と高山ではそこからの移動の便が格段に違うからだろう。乗鞍高原観光センター行のバスは、ほうのき平へ向かう濃飛バスが出発(13:55)する直前に入線してきた。

2024.09.09[Mon]
乗鞍山頂(畳平)《標高2,700.7m》14:05→位ヶ原山荘前14:21乗鞍高原観光センター(行)
アルピコ交通 乗鞍線、¥850、5.8km

乗鞍山頂(畳平)にて
アルピコ交通 乗鞍高原観光センター行

運賃の徴収は濃飛バスと同様で、乗車時に担当係員が行った。基本的に往復チケットの「復」を見せる人が多い中、自分は「位ヶ原山荘まで」と伝えて現金による乗車となる。乗鞍山頂からだと一番安く済むのは直近の大雪渓・肩の小屋口での折り返しとなるが、さすがに何もないところで折り返しのバスを待つのは不安だったので、山小屋のある位ヶ原山荘前で折り返すことにした。まあ、ある程度下った方が折り返すバスを待つ時間が短くなるというメリットもあるし、何より長時間バスに乗ってられるというのは自分にとってご褒美でもある*2

なお、写真からも分かるように、バスの車体は朝日観光バスだが、おそらくアルピコ交通が朝日観光バスに委託して運行しているものと思われる*3。バスには運転士の他にアルピコの名の入ったポロシャツを着た、乗車前に運賃授受を行っていた人が車掌として乗務する運用で、この辺も昨年と同様だった。

乗鞍山頂からは33人が乗車し、下界にある乗鞍高原観光センターを目指して出発する。観光バスの車体ということで降車ボタンはついていないが、乗車時に車掌が降車バス停を把握しているので、出発直後の案内に「これから先、位ヶ原山荘前に停車して進みます」といったアナウンスが行われたので安心する。どうやら途中で降りるのは自分だけのようだ。バスはやがて長野県と岐阜県の境にある標高2716mバス停を通過し、長野県側に下っていく。麓までの視界はあるが、上空には重たい雲が流れている。車内では「雨が降り出す前に降りれて良かった」みたいな会話が聞こえるが、まだしばらくこの辺を登ったり降りたりする自分にとってはまだまだ天気は持ってほしいところ。大雪渓・肩の小屋口付近で昨年見たときよりはずいぶん小さくなった雪渓を眺めつつ、だんだんと高度を下げていって15分ほどで位ヶ原山荘前に到着した。

位ヶ原山荘前にて
位ヶ原山荘前を出発するバス

バスを降りるとすぐに山小屋のある道路の反対側に移動してバスを待つ。山小屋に人気はないように思えたが管理人は中にいたようで、小屋から出てきた際自分がいたことにたいそう驚いていた。ちょっと申し訳なく思う。この日の宿泊者はいないのか、管理人は小屋を閉める準備をしているように見えた。


*1:こんなことをせずに平湯から上高地 or 中の湯を経由し、さらにさわんどバスターミナル・乗鞍高原観光センター乗り継ぎで畳平へ上がる手段もあるが、平湯~中の湯で通過する安房トンネルが「高速道路」カテゴリに属してそうな道なので、ルートの候補から外している。

*2:なお、時刻表上では冷泉小屋前(14:21~14:32)でも乗り継ぎは可能だが、さすがにそこまで攻める気にはなれなかった。

*3:このオレンジ色の車体は昨年も見ている