南から北へ95 奈良以降のルートについて

去年に引き続いて今年もお盆の季節はスルーして、秋に再開する予定でいる。お盆休みにも「休日に挟まれた平日」はあるものの、バス会社によってお盆の長さが違ったりして煩わしいということもあって出かけていない。もっとも、暑さがあまり得意ではないため出歩きたくないという思いが一番強いのだが。とりわけ今年は暑すぎる、ということで続きは秋だ。

再開の場所は近鉄奈良駅。以前も書いたが、前回の再開地点である上郡駅と比べて選択肢の多い場所にしたつもりだ*1。実際ここから東を目指すとなると、月ヶ瀬経由で名張に出て、伊勢奥津を回って久居に抜けるルートがまず思いつく。また派生として、榛原から御杖村を経由して伊勢奥津を目指すルートも面白そうかなと思っている。これらのルートの条件としては、どちらもルート途中*2での宿泊が必要であること、そして宿泊翌日が平日であることという点がある。条件は少々厳しいが、伊勢湾側に抜ける路線バスがここにしか見当たらないので、必然的にこれらが本命となる。

歩く場合、距離が少なめなのは伊賀市から亀山市に抜けるルートだろうか。バスが繋がらない伊賀市一ツ家から亀山市北在家までは3キロちょっと。歩けない距離ではないが、両側とも自治体バスなので丁度良い時間のバスがあるのか心配だ。

あとはひたすら南下するルート。大和八木駅へ出て、八木新宮線に乗って新宮経由で松阪というのもある。……「ある」とは書いたが、「ないというわけではない」という感覚に近い。平日・休日の考慮が要らないという利点はあるが、松阪まで1万円近くかかる運賃、加えて八木新宮線は一度乗ったことがあるという点も引っかかる*3。ただ、以前は50周年の記念乗車券で乗ったので、「バスの運賃箱に5千円札を放り込む」という一度はやってみたい夢は未実施だ。費用面に目をつぶって大回りするのもありかもしれない。

そんな感じで三重県へのルートはいくつかに絞ってはいるが、目下のところの心配は三重県から愛知県へ行く方法で、軽く調べてみたところ徒歩しかなさそうな感じに見える。ナガシマスパーランド経由にすれば何とかなるだろう、なんて簡単に考えていたが、名古屋へのバスはすべて高速経由で運行されているようなので利用できない。また愛知→三重なら路線バスが走っているようだが、その逆はない模様。ざっくりベースでの調査では行き詰まりを見せているが、本気で調べれば自治体のコミュニティバスなどでつながるルートがあるかもしれないので、詳しく確認しておきたいところではある。


*1:当初は京都方面も考えていたが、滋賀県から岐阜県へのバスの繋がりがなさそうに見えたので、没になっている。

*2:前者なら伊勢奥津周辺(ただし鉄道で松阪まで出るという選択肢あり)、後者なら御杖村内。

*3:どうせなら乗ったことのない路線で進みたい、という想いは当初からあったが、その葛藤が発生したのはここが初めてだ。

ICカードのまとめ

コレクションしているつもりは更々ないのだが、「南から北へ」の道中で結構たまってきたので、利用時点の情報をまとめておく。お得だからといって気軽に入手しているが、デポジット分を換金するあてもなく、またチャージ額をけっこう残したままになっているものもあるので、正直言ってあまり得してはいない。ちなみに、普段使いの交通系ICカードPASMOだったりする*1

なお、基本的には「バス目線」の情報しか確認していないため、記載している情報が偏っている点に留意されたい。

SUNQパス×2、山口県共通バスカード、休日おでかけ1dayパス(サンデン交通)、PASPY、Hareca、全線1日乗り放題券(備前市)、NicoPa、hanica、Ainokaze ICOCA、CI-CA、PASMO
これまで「南から北へ」で使用したICカードやフリーきっぷなど(2018年6月時点)

利用を検討した or 利用したICカードの一覧
ICカード
名称
主な事業者 車内
購入
交通系
IC利用
チャージプレミア 利用時
割引
乗継割引
(乗継時間)
その他
割引
備考
通常 特別
PASPY 広島電鉄 etc. - - 10%*2 ¥20(60分)    
Hareca 両備バス etc. 8% - - ¥20(30分) *3 *4  
NicoPa 神姫バス etc. 不可 10% 30%*5 - ¥80(60分) *6 *7
hanica 阪急阪神Gr. 10% - - -    
PiTaPa 関西の事業者 不可 - - - - - *8 *9
Ainokaze
ICOCA
あいの風
とやま鉄道
不可 - - - - -   *10
PASMO 関東の事業者 - - - - - -   *11
CI-CA 奈良交通Gr. 不可 14% 20%*12 - -    
ecomyca 富山地鉄 不可 - - 10%*13 -   *14
  • すべて利用日、もしくはルート検討日現在の情報となる。
  • 上記表のうち、PiTaPaはポストペイ(後払い)方式、それ以外のICカードプリペイド(先払い)方式となり、後者の方式ではデポジット(預り金)として¥500*15が別途必要となる。
  • wikipedia:交通系ICカード全国相互利用サービスに含まれるICカード*16については、ICカード名称欄を斜体字で表示した。
  • 複数のバス事業者で利用可能なICカードは、代表的なバス会社を主な事業者欄に示した。他の事業者についてはリンク先を参照のこと。
  • 車内購入欄は、ICカードをバスの車内で購入できるかどうかを示している。
  • 交通系IC利用欄は、当該ICカード利用可能エリアで前述の全国相互利用サービスに記載されているICカードが使用できるかどうかを示している。
  • チャージプレミアとは、ICカードへ入金した際に付加される金額。1,000円入金した場合、ここが10%なら100円がプレミアとなり、総額1,100円がチャージされる。なお、利用日や時間帯によって異なるプレミア率を適用している場合、特別欄にその率を表示し、呼び名や適用日などを脚注で説明している。
  • 利用時割引とは、ICカードで支払った際に通常運賃から割引される率を示す。運賃が300円だった場合、ここが10%ならICカードで支払った場合の運賃は270円となる。
  • 乗継割引は、ICカードを使用して2つのバスを乗り継いだ場合に適用される割引のこと。最大乗継時間内に乗り継がないと適用されない。

表を見ても分かるように、神姫バスNicoPaのお得度が際立っている。徳用のプレミア率や乗り継ぎ時の割引額、記名カードにすることでデポジット不要などの大盤振る舞いっぷりだ。一方、交通系ICカード全国総合利用サービスの各カードは、金銭的なメリットよりもキャッシュレスの方に重点があるようで、利用割引がなくポイント制度も存在しないAinokaze ICOCAなんてのもあるくらいだ。

今後についても、なんらかの金銭的なメリットがあるようなら積極的に入手していきたいと思う。ということで、この表は随時更新していくつもり。


*1:以前、PASMOを取り扱う事業者の沿線に住んでいたため。

*2:割引後に生じた10円未満の端数は切り上げとなる。

*3:利用総額プレミア: 前月利用額(¥1,000以上)により翌月初回チャージ分にプレミア上乗せ、2~10%

*4:誕生日割引: ¥50(利用ごと、要登録)

*5:徳用: 平日9:30~16:00に降車、もしくは土・日・祝・盆・年末年始の終日に適用

*6:NicoPa Club入会(要登録)でデポジット不要となる。カード購入後に登録した場合、デポジット分が利用可能額へ移行する。

*7:ニコパポータルサイト経由で入手が可能。所定の手続きを行うと、入金なしの記名カードが後日郵送される。

*8:利用額割引: 京阪バスGr.、自動還元、前月利用額¥1,000超え、¥10~30%

*9:検討のみで利用せず。

*10:京阪バスIC1dayチケットにて使用。

*11:CI-CA入手前の奈良交通利用時に使用。

*12:ひまわり: 時刻表上平日9:30~15:30に発車、もしくは日祝ダイヤ運行日の終日に適用

*13:割引後に生じた10円未満の端数は四捨五入される。

*14:「南から北へ」では未使用だが、比較のため記載。

*15:運賃支払いに転用不可(例外あり)。通常は購入時の金額に含まれている。

*16:KitacaSuicaPASMOTOICAmanacaICOCAPiTaPaSUGOCAはやかけんnimocaの10種類。

南から北へ94 お世話になったサイト(2018年6月)

今回もお世話になった、もしくは参考にしたサイトについてまとめておく。ただ、最近はいつものサイトとバス会社のサイトくらいしか見てないので、有意義な内容にはあまりなってない自覚はある。

全般

いつもの。……だけではアレなので、バスルートについてちょっと書いておく。使用方法を見ると分かるが、これを作成している方は山登りや温泉を趣味にしているようで、「ゆる~と」なんてサービスも提供しているようだ。当方も温泉は好きなほうで、九州を巡っていたときには何か所か立ち寄っていたものの、本州に入ってからはご無沙汰になっている。今後はバスルートに温泉のレイヤーを重ねて、時間があれば近くの温泉に立ち寄るような行程にしていければと思っている。

バス会社

今回は利用した会社が少ないので、まとめて。てくてくバスはたつの市のサイトにも記載されてはいるが、上郡から乗ったので上郡町のサイトも紹介する……が、情報の多さなら、たつの市の方に軍配が上がる*1上郡町この区間は路線バス停留所に停車とかでなく、ちゃんと時刻を書いてほしいところ。ただ、こういうところに自治体ごとの温度差が見えてくるので、力の入り方の比較を見たいときには良い指標にもなる。

前段で挙げたもの以外は一般のバス会社を利用した。どれも規模の大きな会社ということもあって、サイトは充実していて申し分ない。ただ、どこもルート検索機能を持っているが、社内完結のルート検索ってあまり意味がないなあとは思う*2。個人的に気に入ったのは京阪バス。時刻表からバスごとのダイヤに進むと、よくある各バス停の発車時刻や運賃だけでなく、距離や着時刻まで記載されている。確かに、駅を経由するバスは駅でしばらく待機することもあるので、着時間が気になる場合もある。バスの特性上、絶対その時間に着くという保証がないのはいうまでもないが、そんな細かな情報までサイトに載せている京阪バスには敬意を表したい*3

また、路線図はどこの会社でも用意されてはいたが、そろそろ営業所単位とかでない形でまとめてもらえないかなあと思う。すべてを一つに、なんてのは大変だとは思うので、一つの路線図が営業所単位くらいの規模でも構わないが、その範囲に他の営業所の路線があるのなら、それも記載してほしいなあと思う。路線図を掲載している目的が各営業所の縄張りを示すため、というのなら仕方のない話だけれども。

その他

今回はPiTaPaくらいしか眺めてない。ネットで入会もできるので、京阪バス用に作ろうかと考えたが、未使用時に年間維持管理料がかかるのでやめた*4。ポストペイ型*5だからそういった費用がかかるのは理解できるが、そこまでしてICカードを作る必要もないかなと思ってしまう。実際、PiTaPaが必要だったのは京阪バスのみで、それもICOCAで対応したので*6、結局なくてもどうにかなってしまった。さらに今後は関西から離れていくので、PiTaPaが必須になることもないだろう、ということでPiTaPaは未作成のままだ。他のICカードのように、安易に「~カ」で終わらないネーミングセンスは気に入っているんだけどねえ。

なお、ICカードについてはいくつか手元に溜まってきたので、近いうちにそれをまとめた記事を起こしたいと考えている。

Google Maps API 関連

最後に Google Maps API 関係の仕様変更について追記しておく。バスルートの作者の方も書いているが、2018年7月16日*7より Google Maps API の無償利用範囲が大きく削減されるらしく、当方もちょっと気になっている。バスルートについてはいろいろ対策を講じて無償の範囲内で継続するようだが、こちらはいまだにどうなるのかよく分かっていないのと、このブログ自体それほどアクセスがあるわけでもないので、なにもせずに様子見している。いくつかの記事を読んでみると、ストリートビューの埋め込み表示などが引っかかるように見えるが、今のところ埋め込まれたマイマップやストリートビューが見えなくなった、なんてことにはなっていないので、当サイトは問題なしなのかもしれない。



*1:実際、ルート検討時にはたつの市のサイトしか見てなかった。

*2:エリア内の路線をほとんど押さえていたとしても、最近増えているコミュニティバスが対象外だったりすることもあるので。なお、阪急・阪神についてはどちらも相手を含めた検索ができるようにはなっていた。

*3:なお、阪急・阪神バスのルート検索画面は、京阪バスと似たつくりとなっている。同じ業者のサービスを使用しているということなら、近い将来京阪バスと同様になるかもしれない。

*4:1年間未使用の際は1,000円(税別)かかるそうだ。

*5:プリペイドの反対。ようするにクレジットカードみたいなもの。

*6:1dayチケットの件。

*7:一部記事では6月11日となっているが、これは直前になって実施が1月延期となったため。