2023.08.26-27 標高差2,721m 2

さて、せっかくこの地まで来たので、バスにも乗る。本当はそのまま乗り継ぎを開始したいところだが、笠岡駅からのバスが平日のみの路線ばかりなので、今回は美の浜線だけに乗車し、次回は平日スタートで笠岡駅から出発することにしたい。

道の駅笠岡ベイファームにて
笠岡駅前からやってきたバス

道の駅笠岡ベイファームにて
道の駅笠岡ベイファーム到着直後の美の浜線バス

バスを待っていると、道の駅の駐車場を経由してバスがやってきた。複数のお母さんと子供たちが降車した後、自分が乗車する番となる。

2023.08.26[Sat]
道の駅笠岡ベイファーム《標高-4.9m》*114:28→笠岡駅前14:49
井笠バスカンパニー 美の浜線、¥370、7.5km

道の駅笠岡ベイファームにて
井笠バスカンパニー 笠岡駅前行

道の駅笠岡ベイファームからの利用者は自分だけ。出発するとしばらくは国道2号バイパスの側道を進む。神島大橋を越えるとカブトガニ博物館前だが利用者はなく、延長運転区間の利用者は1人だけのまま美の浜バスターミナルに到着して小休止となった。

神島大橋走行中のバス車内より
神島大橋からみた瀬戸内海とカブトガニ博物館

美の浜バスターミナルからは平日も毎時1本運行されている。そのせいか利用者もそこそこいて、美の浜北市民病院竹喬美術館前笠岡消防署前笠岡税務署前で利用者を拾っていく。妙乗寺前で1人降りたものの、それ以外は終点の笠岡駅まで乗車し、5人が終点で降車となった。

ということで今回は1区間のみだが、「標高差2,721m」を始めてみた。この後は平日ダイヤで進めたい(というか、そうしないとなかなか進めそうにない)が、あいにくしばらく休みが取れそうにない*2。前回の「標高差2,720m」と同様に、小刻みな移動が続くかもしれないが、少しずつでも進めていけたらと思っている。


*1:ここに書いた標高は、自分がgoogle マイマップ上にプロットしたバス停の標高(確認方法は「標高差2,720m 14」を参照)であるため、精度には欠ける点に注意が必要。前回の記事でも書いたように、このバス停の標高は道路標識に書かれていた「-4.6m」が精度の高い値であると考えている。

*2:なので、笠岡駅以降のルート検討も未実施だ。

2023.08.26-27 標高差2,721m 1

笠岡駅前にて
昼下がりの笠岡駅前ロータリー

ということで、笠岡にやってきた。富山より車で約7時間。翌日、同じ時間をかけて帰るにはげんなりするくらいの距離だが、秋田の大潟富士バス停よりは近いし、ほぼ高速道路で移動できるのは良い。さっそく道の駅を訪問する。

道の駅笠岡ベイファーム
道の駅笠岡ベイファーム

笠岡駅から車で15分ほどのところに道の駅笠岡ベイファームはある。周囲には何もないところだが、工事中の国道2号バイパスに面している。ここは花畑で有名な道の駅だが、ちょうど端境期だったのかすべてのヒマワリが下を向いた状態で、花を眺めることができなかった。もしかしたら酷暑のせいかもしれない。

すべてのヒマワリがうつむいている
笠岡ベイファームの花畑

まあ、道の駅はどうでもいい。用があるのはバス停だ。

道の駅笠岡ベイファームバス停
道の駅笠岡ベイファームバス停

google street viewで確認したとおりの場所に、新しめのバス停があった。屋根もついた立派なバス停だが、バスがやって来るのは春~秋の休日のみというのがちょっと寂しい。道の駅にバスで訪れる、というのが普通はありえない*1ので、季節限定でもバスがあるだけありがたい話だ。

「←笠岡ベイファーム」と書かれた道路標識の支柱に標高が書かれている
バス停と道路標識と道の駅

ここの地盤は標高マイナス4.6メートル
支柱に書かれた標高

道路を渡って引きの写真を撮った際に、道の駅の看板の根元に標高が書かれていたことに気づく。実は前回の記事掲示したgoogle street viewにも映っていたが、この地で写真を撮るまで気づかなかった。拡大すると「ここの地盤は標高-4.6m」と書かれている。バス停の近くにある標高を示すものが確認できたということで、道の駅笠岡ベイファームバス停の標高はマイナス4.6メートルとしたい*2

文面は引用を参照
バス運休日の案内

道の駅~美の浜・笠岡駅間のバスは、平日と冬季は運転しておりません。
運休日にバスをご利用のお客様は、お近くの福浦バス停(神島循環線) / 水と緑のふれあい広場バス停(茂平循環線)をご利用ください。
なお、神島循環線 茂平循環線ともに運行本数が少ないため、予め弊社ホームページなどでバスのお時間をご確認のうえで、バス停にお向かい下さい。

バス停には、不幸にも平日にバス停を訪れた人向けの案内もあった*3。文章では神島循環線*4の福浦バス停と茂平循環線*5の水と緑のふれあい広場バス停が紹介されている。ちなみに前者までの距離が800mに対し後者は3.5km、掲示された地図は福浦バス停への案内のみが書かれているのもそういった理由だろう。なお、どちらの路線も路線名に「循環」が入っているので、もしどちらかのバス停を利用しなければならなくなった際、バスがやってきたら進む方向に関係なくバスに乗るべきなので注意したい*6


*1:車やバイクで来るものだろう。

*2:以前訪問した大潟富士バス停の標高も、付近にあった三角点の標高であるマイナス3.8メートルをバス停の標高として(自分的には)採用している。

*3:まあ、通常はバスでこの地を訪れてから折り返すわけで、ここからいきなりバスに乗るという人はそういないと思うけど。

*4:井笠バスカンパニーのサイトでは「笠岡~市民会館~外浦~寺間~笠岡線」がこれに当たる。平日1日4本が福浦バス停を経由する。

*5:前述のサイトでは「笠岡~城見台団地~総合スポーツ公園~笠岡線」。こちらも平日1日4本の運行。

*6:どちらも循環区間にあるバス停なので、逆方向に進むバスだから往復してくるだろうなんて思って逃してしまうと、帰りは別のルートで戻るため乗れないことになる。1日4本の路線でこれをやってしまうと致命的だ。