2023.09.27-30 9/30の移動まとめ

root

川上バスセンターバス停
川上バスセンターバス停(カマキリつき)


2023.09.27-30 departure

さて、帰る。

バスと新幹線の乗り継ぎ時間は25分をみていたが、バスが15分遅れたのでけっこう厳しい感じになる。岡山駅前バス停もずいぶん離れたところにあったので、可能なかぎり速足で進む。駅の写真とかお土産とかは一切スルーしてホームに上がると、まだ予定の新幹線は到着していなかったが、ホームを歩いているうちに入線してきた。

2023.09.30[Sat]
岡山15:40→新大阪16:28、のぞみ100号、¥8,030+¥2,530
新大阪16:46→金沢19:16サンダーバード33号、¥1,210
金沢19:24→新高岡19:37、つるぎ724号、¥880

広島発ののぞみだったので自由席でもなんとか座れるだろうという目論見だったが、A,C,E席はほぼ埋まっていたのでD席に腰かける。新幹線は1時間も乗らないのでどこに座ってもあまり気にならない。新神戸では隣りの指定席車両から乗り込んで自由席をゲットする人を初めて見た*1。本当にこういう人いるんだ、といった目線で眺めたに違いない。

新大阪からはさすがに座りたいので、すぐに在来線ホームで並ぶ。幸い先頭で並ぶことができたので難なく席にありつけたのだが、自由席ゆえに幼児の乗車が多く*2、それも奇声をあげるタイプのお子さんだったので、ちょっと騒々しい2時間半となったが、これも仕方のない話だ。

金沢からは1駅だけだが新幹線。これも駐車場を無料にするためだ。新高岡からはバスで高岡駅に戻る。

2023.09.30[Sat]
済生会高岡病院(発)~新高岡駅19:58→高岡駅南口20:06氷見市民病院(行)
加越能バス [11]高脇・守山経由氷見線、¥160、2.3km

新高岡駅にて
加越能バス 氷見市民病院行

新幹線開業当初は10分に1本出ていた新高岡駅高岡駅間のバスも、今ではその半分くらいになっている。それでも新高岡駅から4人が利用し、イオン帰りの外国人とともにバスの乗客となる。とはいえ、高岡駅南口はすぐ。まだ8時台だが、高岡駅の自由通路の人通りはあまりない。自分もさっさと車を回収し、家路を急いだ。


*1:JR西日本が「やらないでください」とホームでたびたびアナウンスしていたので、存在自体は知っていた。

*2:指定席に幼児を同伴する場合、ずっと膝のうえなら大丈夫だが、座席を使用する場合は指定席券などが必要になる。

2023.09.27-30 標高差2,721m 13

備北バスの本社屋でもある
川上バスセンター

バス停は駐車場から出て行く側のみにあった
川上バスセンターバス停

バス停前に高梁市川上地区の直売所があったのでそこでパンを買い求め、バス停横のベンチに腰かけて昼食を済ます。ここは備北バスの本社も兼ねていて、奥の駐車場にはボンネットバスも停車していた。のどかでいい場所だ。

2023.09.30[Sat]
地頭(発)~川上バスセンター《標高93.5m》13:38→岡山駅前15:14天満屋バスセンター(行)
備北バス 地頭~古町~岡山天満屋線、¥1,160、55.6km

川上バスセンターにて
備北バス 天満屋バスセンター行

本日は備北バスに3本乗って終了となる。最後のバスは川上バスセンターから長駆して岡山の天満屋まで脚を伸ばすバスだ。平日の天満屋行は午前中の3本だけだが、土休日は午後に1便ある。今回はこれに乗って岡山駅前まで一気に進む。ちなみに行き先表示は「岡(天満屋)山」、昔の幕表示だとすんなり受け止められそうな表示だがLEDだと違和感を感じる行先だ。

備北バス南部地区時刻表より
備北バス時刻表に記載された天満屋の屋号*1

ちなみに、備北バスの時刻表に書かれた天満屋マークがちょっとかっこよかった。いろいろなものが電子化した昨今では、こういった外字はなかなか見かけない。

バスの座席と2点式シートベルト
天満屋バスセンター行の座席

乗り込むと乗客は自分だけ。車内設備で驚いたのは、(おそらく)すべての席にシートベルトが装着されていたこと。高速道路を走行する想定があったのだろうか。それともそういった運行をしていたバス会社の中古車なんだろうか。普段は車体にあまり興味が向かないが、こういった珍しい装備があると俄然気になってしまう。

バスは先ほどのバスのルートをトレースするように、しばらくは成羽川沿いに進む。ただ、岡山発着のバスはすべて古町経由となっており、荒神の先で左岸側の集落内を経由する。その後国道313号に戻ってくると成羽バス停に寄り道。ベンチに若い女性が座っていたので乗車ドアが開くも、女性はバスには一切関心を示さずにいたのでドアクローズ。続く中銀前バス停は支店が撤退しキャッシュコーナーのみが稼働している建物の前に立っていた。ちょっと切なさを感じる。

中銀のお知らせとキャッシュコーナー*2

ゆめタウンは不思議なバス停だった。道路側から島のようになっているバス停の奥*3に入って停車する。道路沿いにこういったタイプのバス停というのは記憶にない。ゆめタウンは専用色のバスが高梁バスセンターから出ているくらい需要のあるバス停だが、さすがにここから岡山方面へ行く利用者はいなかった。

ゆめタウン前バス停

鹿之助前を通過し、落合橋を渡っているあたりで次のバス停である河内谷の案内、の前に「ジャンジャーン」とファンファーレみたいな音楽が流れる。他の乗客*4は反応していないので、いつも流れるもののようだ。この後もいくつかのバス停アナウンスの際に流れたが*5、次のバス停までの時間があるときに流れるくらいしか分からなかった。

そんな河内谷からは伯備線沿いの国道180号に沿って南下する。しばらくは成羽川が合流した高梁川とともに下るが、総社駅付近で川とは別れ、寄り添う鉄道路線伯備線から吉備線へと変わる。このあたりでは中鉄バスのバス停をよく見かけた。ただ、備北バスの運行路線とまったく同一の区間を走る中鉄バスはないようで、今回同乗したほかの人たちの利用区間*6備北バスでしか繋がらない区間だった。山間部と岡山を繋ぐだけでなく、途中区間利用もあったのは少々意外だった。

三門手前で流れたファンファーレの後に「岡山市街地へ入ります」みたいなアナウンスがあったので、降りる準備をする。途中渋滞に巻き込まれたためか、岡山駅前には15分ほど遅れての到着となった。

最後に、このバスは岡山市内に乗り入れる関係からか、市が実施する「運賃無料DAY」の対象となっているようで、その告知ポスターが車内に掲示されていた。無料という言葉には若干惹かれるが、当日のバスは相当混みそうなので、次回はこの日を避けるようにしたいと考えている*7

バスの車内掲示
岡山市 運賃無料DAY告知


標高差2,721m 2023/9/30のまとめ

日付 区間 路線バス 徒歩距離
本数 運賃 走行距離
2023.08.26 [Sat] 道の駅笠岡ベイファーム → 笠岡駅 1本 ¥370 7.5km -
2023.09.28 [Thu] 笠岡駅前 → きらめき広場 6本 ¥3,690 112.4km 2.7km
2023.09.29 [Fri] きらめき広場 → 新見駅 1本 ¥530 23.4km -
2023.09.30 [Sat] 新見駅岡山駅前 3本 ¥2,440 96.1km -
累計 4日 11本 ¥7,030 239.4km 2.7km

*1:備北バス南部地区時刻表より。

*2:中銀前バス停は左側後方にある。

*3:バスのドアは左側にあるため、奥に停まるのは当たり前の話ではある。

*4:このとき、井谷から乗った利用者がいた。

*5:他にファンファーレが鳴ったのは、高松中学校前三門だったと記憶している。他に1か所くらい鳴ったバス停があったように記憶しているが、メモしたバス停名が読み取れなかった。

*6:井谷から出張と、門田から吉備津神社参道口だった。

*7:たぶん告知期間内には再訪できそうにないけど。