2021.08.08-14 富山県内のバスに乗る13

8月10日の火曜日、いよいよ地鉄バスが平日運行となる。天気は雨で空の雲は厚い。今日のスタートは高岡。駅南に車を停めて、まずは万葉線で新湊へと向かう。高岡駅南には最近広い駐車場ができた*1。そのため駐車場の相場が下がっていて、料金が24時間最大200円になっていた。助かる。

2021.08.10[Tue]
高岡駅07:00→西新湊07:39 万葉線、¥400

高岡駅にて
万葉線 越ノ潟行

朝早くの下り便、ということで空いているかと思いきや、常に10人弱は乗客がいて、高頻度で乗降があった。利用者は高校生がメインで、自分の降りた西新湊で乗客の過半がいなくなった。新湊高校の生徒だったようだ。

2021.08.10[Tue]
西新湊…新湊車庫前/徒歩、0.6km

バス停へ向かって歩き出すと、万葉線の踏切を新湊車庫前行の地鉄バスが通過したのを確認した。このバスの折り返しに乗る予定だ。以前、この新湊車庫前行には乗車したことがある*2が、朝早い下り便ということで乗客はほぼなかった。これから乗る便は上りなので、そのときより利用者は多そうだ。

2021.08.10[Tue]
新湊車庫前08:00→富山駅前08:59
富山地方鉄道 [11]小杉経由新湊線、¥1,000(900)、21.7km

新湊車庫前にて
11系統富山駅前行

すでにバス停に待機していたので乗り込む。運転士は女性、「ちゃんと横断歩道を回ってきて偉いですねえ」などと妙なところを褒められる。単に写真を撮るために後ろに回っただけなのだが、黙っておく。

車内には「プチパス」の広告が掲示されていた。バスだけなら連続した14日間で高校生以上が4,200円*3。お値打ちだが、対象は学生のみで利用できない。残念ではあるが、これだと城端線有峰線には乗れないし、なんて考えて自分を慰める。

新湊車庫前からの乗客は自分だけで出発する。すぐにクロスベイ新湊というバス停を通過するが、いつの間にか旧新湊市役所が跡形もなくなっていて驚く。自分以外の乗客は中新湊駅前が最初。その後新港の森でもあって、新湊~小杉でも少数ながら利用されていることが確認できた。

小杉駅では小杉駅を経由した。通常、10系統の高岡駅前行や11系統の新湊行は、小杉駅へは入らずに小杉バス停のみを経由するはずだが、このバスは富山短期大学を経由するバスなので、小杉駅で乗り継ぐ利用者を想定しているのだろう。実際、ここで5人が乗車し、短大生っぽい人も見えた。もともと「富山短期大学経由」であることを理由に乗車してみたのだけど、計画では気づけなかったこのような経由地が見えてくるのは面白い。

富山駅方面しかバス停のない富山短期大学*4を過ぎると左折して、富山短期大学の構内へと入っていく。富山短期大学では3人が降車。夏休み期間中とは思うが通学する人は多いようで、県道富山高岡線へバスが戻る際、富山短期大学から短大へ歩いて向かう学生も確認できた*5

その後は10系統のルートを進む。乗り込んでくる利用者は五福末広町まであった。かつては市電と並走する区間では、バスよりも市電の方が若干運賃が安く、バスで富山駅に出るのは贅沢みたいな感覚があった。今は金額が一緒になってしまっているので、こんな雨の日は道路の真ん中まで移動しなくても済むバスの方が便利なのかもしれない。富山駅のバス降車場は駅から距離があって不便ではあるけど。


*1:ダイエー~パチンコ店の跡地。

*2:2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ19」参照。

*3:地鉄電車も込みなら7,800円となる。

*4:この路線だと、他に呉羽高校前が同様に片方向のみのバス停だ。

*5:富山駅方面からやってきた人たちと思われる。なお、当日は富山駅からの短大直行便も運行されていた(追分口付近などですれ違った)が、乗客なしのバスもあった。もしかしたら短大生、この日は直行便の運行はないと思っていたのかもしれない。