2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ19

1富山駅前にて
1/4 富山駅から市役所方面を望む

3日連続で早朝の富山駅だ。今日は昨日よりも遅いスタートだが、相変わらず寒い。若干重めの雲で覆われているので、朝から「一雨」ならぬ「一雪」降りそうな雰囲気だ。

2018.01.04[Thu]
富山駅前③06:50→新湊車庫前07:40
富山地方鉄道 [11]小杉経由新湊線、¥980(880)、21.1km

富山駅前にて
11系統 新湊車庫行

本日はふり~きっぷで出かけられる日の中で唯一の平日だ。地鉄バスにもいくつか平日のみ運行の路線があるが、大きく路線の異なるものがあまりないので、休日ダイヤではあまり時間帯が良くない*1小杉経由新湊線にまずは乗ることにする。

系統番号10番台の始発はすでに出ており、このバスは3本目となる。早朝の下りはほぼ送り込み目的と思われるので、おそらくガラガラだろう。富山駅では自分を入れて2人の乗客があったが、城址公園前で早くもその1人が降りてしまい、その後終点まで乗客は自分1人であった。

また、出発直後より降り始めた雪は、富山大学あたりから一段と強くなり、呉羽を過ぎると粉砂糖をまぶしたような景色になっていた。今日は少々歩くので、あまり降られてもらっては困る。それほど降る予報ではなかったので、歩きやすさを優先して普通の靴を履いてきたのは失敗だったかもしれない。

射水市に入って小杉のバス停を過ぎると、三ケの交差点を右折して新湊方面を目指す。現在は国道472号が片側2車線の道で並走しているが、バスが走る道はその旧道に当たるようだ。雪はまだ止まず、歩道には数センチの積雪が確認できるが、これくらいの雪ならバスには影響しない感じの積もりかたではある。もしバスが遅れたら中新湊で乗り継ごうと思っていたが、その心配もないくらい遅れる要素がなく、新湊の中心部を経由したのち、ほぼ定刻に新湊車庫前に到着。雪の降り続く中、バスを降りる。ちなみに、新湊高校での自衛隊広告はあった。手広く広告を出しているようだ。

雪の新湊車庫前バス停
新湊車庫前バス停

2018.01.04[Thu]
新湊車庫前…西新湊/徒歩、0.5km

ここから万葉線の西新湊駅を目指す……のだが、周りを見ても新湊車庫っぽいものは見当たらない。すでに新湊を発着する地鉄バス自体がほとんどないので、車庫自体の機能はすでに失せているだろうと思うが、見える範囲にはないようだ。後日、国土地理院地図・空中写真閲覧サービスで確認した感じでは、上記地図の紫色のアイコンのあたりに車庫があったように思えるが*2、その場合だとするとあまり「車庫前」ではないところにバス停があるような気がする。

西新湊までの道のりはすぐだが、雪が邪魔で歩きづらい。ただ路地に入ると、車の轍に沿って歩くことができたので、それほどタイムロスせずに駅に着けたのは幸いだった。駅に着く直前に出ていった高岡方面の電車には待ち人がいたが、これから乗る越ノ潟方面の待ち人はいない。街はずれに向かうわけだから当たり前か。

2018.01.04[Thu]
西新湊07:54→越ノ潟08:04 万葉線、¥200

越の潟08:07→堀岡08:12 富山県営渡船

万葉線の運転士は女性の方だった。地鉄の市電やバスでは見たことがあったが、万葉線では初めて見た気がする。ごく少数いた乗客も中新湊で降りてしまい、1人きりで越ノ潟へ。ちょうど船が着いたところだったらしく、折り返しとなる高岡駅行の電車には数人が乗り込んでいった。こちらも折り返しの堀岡行の渡船に乗るが、案の定1人きりでの出発だった。

越の潟発着場より
霧に煙る富山新

海水温が高いのか、海上は湯気のような霧が出ている。ただ、汽笛を鳴らすほどでもなく、対岸が良く見えいない程度の濃さだ。雨や雪が降っているわけではないので、船室には入らず甲板の上で船での移動を楽しむ。ちょっと体が冷えてきたかな、と思うころに堀岡へ到着。待合室はストーブで温められていたので、こちらで暖を取りつつ次のバスを待った。

堀岡発着場にて
富山県営渡船 海竜


*1:下りでは18:00富山駅発の1本しかない。

*2:1976.05.28撮影のCB763-C15-2を参照した。