2019.01.04-06 年末年始ふり~きっぷ47

2019.01.04[Fri]
中央病院(発)~総曲輪⑩14:26→四方神明町14:54
富山地方鉄道 [5]四方~八幡・赤十字病院経由~中央病院線、¥560(500)、9.8km

総曲輪にて
5系統四方神明町

平日のみ1日1本運行のバスがやってきた。系統番号的にもレア*1だが、ルート的にも富山北大橋を渡る唯一のバスだ。ただし珍しいのはそこだけで、基本的には90系統の四方行と一緒だ。

乗客は自分以外に先客が1人、ただしその方は富山駅で降車してしまったため、以降は四方まで運転士と2人きりで過ごす。珍しいバスということもあって、富山駅手前ではごっついカメラを持った人が車道に出てきて、側面にある経由地表示を撮影していた。気持ちはわかるけど、そこまで近づいて撮りたいなら駅のロータリーで撮れば良いのに、とつい思ってしまう。

赤十字病院から石坂にかけてはこの系統のみのコースである富山北大橋を通過するが*2、途中に専用のバス停があるわけでもなく、ただ橋を渡ってショートカットするだけなので、ある種の特別感はすぐに終わってしまう。以降は見慣れた風景の中、四方を目指すだけだ。

富山北大橋を通過する以外には特に目新しい点がないので、ふと車内を見渡したりしていると、シート地にみんくるがプリントされていた。つまりはこのバス、元は都バスにいた車両ということになる。どうせなら塗装も都バスカラーにしてしまえば良いのになあ、どうせ似ているのに*3、なんて思うけど、さすがに都側が許してくれないだろう。

乗車したバスの椅子にプリントされた都バスキャラクター「みんくる」
地鉄バスでも頑張るみんくる

四方神明町へは、ここから出るバスの向きを揃えるためだとは思うけど、大回りするような形で入る。降車後、少し時間があるので街歩き。ちてつ四方方面は昨年行ったので*4、今回は東方にある四方町バス停方向へと向かう。そんな四方町のバス停、地鉄バスとフィーダーバスのバス停が新旧比較にもってこいだったので、写真に収めておく。

土台はタイヤのホイールで背の高い旧タイプバス停と、四角い型にコンクリートが詰まった土台から生えた背の低い新タイプバス停の比較
地鉄新旧バス停比較(四方町)

フィーダーバスのバス停(背の高い方)が旧来型で、背の低い方が最近よく目にするようになったバス停だ。旧バス停で時刻表の反対側に書かれていた「主な経由地」は、新バス停では通常(写真のバス停にはなぜか貼られていなかったが)印刷されたものが時刻表の下に掲示されている。ペンキで書かれた経由地案内が好きだったので残念ではあるが、手書きから印刷物になるのは時代の流れ(ちょっと遅すぎる気もするけど)、まあ仕方がない。


1915.都バスそっくりさん~撮りバス@富山駅前バスターミナル - さすらい館


*1:系統番号が1桁のバスというくくりでも、これ以外だと他には「9」しかないはず。

*2:後日改めて確認したところ、ぐるっとバスの北西回りルートは富山北大橋を通過するようだ。

*3:よく言われる話。比較としてはさすらい館都バスそっくりさん~撮りバス@富山駅前バスターミナル」あたりが分かりやすいと思う。並べて見れば違いに気づくが、1台だけ見たらちょっと違和感を感じる程度の類似性だ。

*4:2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ13」参照。