「お食事処みず」での昼食が想定よりも早く済んでしまったので、次のバスまで1時間以上ある。バス停で待つのも慣れているのでそれくらいは待っても平気だが、せっかくなので南線の始発バス停である南まで歩いて戻り、そこから次のバスに乗車しようと思う。「みず」からの距離は2.6kmくらい、腹ごなしには丁度良い距離だ。
2025.04.26[Sat]
閨…南/徒歩、3.1km

お食事処みず
先ほどバスで通った道を戻るだけなので、ルートへの不安はなく、ただのんびりと歩いていく。無関の通行止め区間は土曜日にもかかわらず工事が進行していた。現状は崩れた部分の土砂を搬出している模様。段々になった除去部分から道路までの高さがけっこうあるので、工事が終了するまでにはまだまだ時間がかかりそうに思った。
2024年9月の状況

2025年4月の状況
無関集落のあたりは海沿いを歩くことになる。集落の家々はいまだブルーシートを屋根に残したものが多く、黒瓦と黒壁のがっしりとした見た目に強烈なアクセントを残している。また、墓石なども少なくない数が倒れたままになっていた。バスからでも同じ光景は確認できたが、歩くことでより多くの「地震の影響」を感じることができたような気がした。

南バス停
目的地の南バス停にはバス出発の15分くらい前に到着した。天気は良いが風が強いので、待合所に入ってバスを待った。
2025.04.26[Sat]
南13:55→大橋駐車場14:20
能登島交通 南線、¥-*1、15.3km

能登島交通 南線 南にて
やってきたバスの運転士は先ほど乗ったバスと同じ方だった。バスから降りるやいなや運転士は「まーた乗るんかい!?」と声をかけられ、「みずは混んでたかい?」などとしばらく待合所で会話して過ごした。
やがて時間になり、バスに乗車して出発となる。曲・無関・別所の各集落からの道が交わるT字路でUターンし、まずは先ほど乗った(そして歩いて戻ってきた)ルートで閨まで進む。閨の先はこれまでとは異なり視界の開けた区間となり、静かな海と水が張られたばかりの水田の間をバスは進む。やがてツインブリッジのとへと通じる道に出るが、橋はいまだ通行止めのため交通量は少ない*2。通付近から田尻・久木にかけての道は狭小で、個人的には好みのルート。ただ南線の乗客はずっと自分のみで、はたして路線バスサイズの車両が適正なのかという点には疑問がある。実際、2024年から2025年にかけて「あいのり交通」という名称のデマンド形態の運行が実証実験されたようなので*3、ゆくゆくはそういった運用形態になるのかもしれない。バス好きにとっては残念ではあるけれど、現状の利用状態を見ると致し方ないように思う。
能登島西部の集落を巡回して終点の大橋駐車場に着くと、運転士より「乗り継ぎ先のバスが来るまで車内でお待ちください」と案内があり、大人しく曲線のバスが来るのをバス車内で待つ。なお、運賃についても乗り継いだ先のバスで支払うため、整理券を持ったまま次のバスに乗り継ぐことになる*4。それほど待つことなく曲線のバスがやってきたので、整理券を手にしたまま次のバスへと乗り継いだ。
*1:運賃は乗り継ぎ先のバスで支払うためここでは記載しない。
*2:帰宅後、2025年6月より暫定供用される見通しということを知った。
*3:「【2024年9月10日開始】能登島・南線沿線のデマンド交通(あいのり交通)及び南線一部停止について - 能登島交通 - 石川県七尾市の路線バス」
*4:車内で待たせるのは、乗り継がずに無賃乗車されないためだろうけど、現状の大橋駐車場でそれをやるのは(車を事前準備しておかないかぎり)相当ハードルが高いように思う。