2019.01.04[Fri]
富山駅前⑥11:55→富山簡保保養センター12:31
富山地方鉄道 [25]富山簡保保養センター線、¥650(590)、14.3km
25系統富山簡保保養センター行
次は旧婦中町にあるかんぽの宿行のバスに乗る。富山駅前ではバスの写真を撮る人が2人いた。うち1人はバズーカなカメラで撮影している。小杉駅で見かけた人たちとは違ったので、「バスの写真を撮る」系の趣味の人はけっこういるようだ*1。
富山駅前を出るバスは、富山市役所前までの区間、たいてい3車線あるうちの真ん中の車線を走行する。これは新桜町交差点先にある学習塾前の路上駐車が多いため、だと勝手に思っていたけど、案の定、丁度昼時ともあってその場所は午前の部を終えて帰る生徒を送迎する車で路駐だらけになっていた。なるほどひどい。これなら歩道沿いの車線が「バス優先」であっても真ん中を走るわけだ。「塾前の路駐」は他でもあって、総曲輪の南、一番町交差点付近でも見られたが、縦列駐車の長さは新桜町の方がひどいように思う。なんとかならないものかなあとは思うけど、なんともならないんだろうなあとも思う。
富山駅前と総曲輪から計10人が乗車し、有沢橋を越えてバスは進む。総曲輪以降はほぼ降車のみだが、ほとんどの利用者が宮ヶ島下車のファボーレ行きかなあと想像していたものの、宮ヶ島では2人が降りただけだった。その後も降車はぽつぽつと続き、いくつもバス停に止まるおかげで、降車ボタンを押したときのアラームが聞き慣れた「ピンポン」ではなく「ビー」であることに気づく。最近の地鉄バスの車体は中古車が多いと聞いたことがあるので、音色が統一されていない理由はそういったところだろうか。実際は今までもけっこうあったけど、自分が気づいていなかっただけかもしれないが。
国立富山病院を過ぎると乗客は2人だけになってそのまま終点へ。天気は良いがまだ雪の残る富山簡保保養センターに到着する。せっかくかんぽの宿富山まで来たので、日帰り入浴を利用する。4階にある展望風呂は昼時ともあって空いていた。おかげで次のバスまでの1時間をのんびりと過ごすことができた。
かんぽの宿からの眺め
2019.01.04[Fri]
富山簡保保養センター13:35→総曲輪⑨14:07~富山駅前(行)
富山地方鉄道 [25]富山簡保保養センター線、¥620(560)、13.2km
25系統富山駅前行
さて、帰り道。
来るときの乗客は最大10人もなった路線だが、帰りは多くても3人ほど。天気と入浴後のほどよい気怠さで眠くなるが、なんとか睡魔に打ち勝って総曲輪で降車する。次のバスは富山駅前も経由するので終点まで乗っても良かったが、1日1本しかないレアなバスということもあり、なるべく長く乗ってみたいということで総曲輪で乗り継ぐことにした。
グランドパーキング*2に端を発する渋滞は今日も盛況で、対向車線のバス優先レーンは城址公園前あたりまで駐車場を目指す車列が伸びている。そのせいで南行するバスは中央の車線で乗降せざるを得ない状況だ。自家用車の方が明らかに便利なので仕方のない話ではあるんだけど、冒頭で触れた塾の送迎の件と同様に、自家用車に公共交通が追いやられるのはちょっと嫌だなあとしみじみ思う。