2024.10.12[Sat]
濃飛バス神岡営業所16:20→猪谷駅17:07
濃飛バス 神岡猪谷線、¥200、27.8km
濃飛バス 猪谷駅行
来るときは飛騨古川からやってきたが、帰りは猪谷へ戻る。バス停にやってきたのはマイクロバスタイプの車両で、先ほど乗った山之村線とは異なり車内放送もあるタイプだ。乗客は最初から最後まで自分だけ、今日乗った4本のバスのうち3本はそれなので、もう慣れてきた感がある。
神岡中心部でのルートは、道の駅スカイドーム・カミオカラボまでは山之村線と一緒で、それ以降は神岡城口方向に折り返して猪谷を目指すことになる。「標高差2,721m」で利用した神岡方面行とは市街地の経由順が異なっているため*1、以前乗った路線という感覚があまりない。
神岡城口バス停付近にある夕陽ヶ丘交差点では、ちょうど夕陽が山の向こうに沈む直前あたりで通過できた。どちらかというと「夕陽ヶ丘」みたいな地名は好きではないけど、そんなタイミングに通過すると悪くないなという感想を持った、勝手だなと思う。猪谷行でしか味わえない神岡城口・神岡鉱山口・割石温泉口の3連続「~口」バス停を通過し、引き続いて割石温泉に寄り道する。国道から逸れた道の先には温泉施設のみがあるものと思っていたが、普通に集落もあった。実際に行ってみないと気づかないことばかりだ。
神岡猪谷線は、ほとんどの区間を南から北方向に流れる高原川沿いに走行するため、富山よりも早い時間に暗くなっているように感じる。すでに営業は終了していたがガッタンゴー漆山駅へも経由して*2、暗闇が迫る中をバスは進む。県境バス停調査でも訪れた中山を過ぎるとようやく富山県、猪谷トンネルを抜けると空が広くなるが、それは猪谷駅到着の合図でもある。
猪谷駅行の利用者は自分だけだったが、猪谷駅到着後の折り返しのバスに乗車したのは3人だった。人数は少なくても利用している人がいるのを見ると嬉しくなる。休日ダイヤでは最終となる神岡行はすぐに出発していった。
2024.10.12[Sat]
猪谷17:21→富山18:23、JR高山線、¥680
猪谷駅と高山線
バスで帰ることもちょっと考えてはいたが、これから暗くなるばかりでバスに乗ってもあまり面白くないよなと思い鉄道で帰る。この列車は時間帯的に以前乗ったことがある列車かも、と後日確認したら、やっぱり6年前に利用したやつだった*3。高山からの列車が接続したもののそれほど混むことなく猪谷を出発したが、越中八尾と速星で「これから街に繰り出す」風の若者で車内は混むようになった。若者ではないので、富山到着後はそのまま寄り道もせず家へと帰った。