2022.04.30-05.07 南から北へ250

美唄駅のロータリーの隅で、ここまで乗ってきたバスが待機している。もしかしたらと想像したとおりに、そのバスが滝川駅の表示になって移動してきた。

2022.05.04[Wed]
美唄駅前10:00→滝川駅前11:02
北海道中央バス 滝川美唄線、¥710、27.6km

美唄駅前にて
北海道中央バス 滝川駅前行

ということで、引き続き同じ車体と同じ運転士で滝川駅を目指す。待ち時間に美唄駅へ寄った際、10時ちょうど発の滝川行の普通列車があったので、気になって到着時刻を調べたら滝川到着は10時35分だった。鉄道はバスのほぼ半分の時間で到着するということもあってか、美唄駅前出発時点の乗客は自分だけだった。人がいないことを見計らって、先ほどから気になっていた、妙に背もたれが長い椅子の写真を撮る。

北海道中央バス車内にて
背もたれが長い椅子

この先のルートはもちろん国道12号岩見沢美唄間とあまり変わりがない景色の中を北上する。そんな中でも、沿線には6年兵とか6線だとか8号線だとか、北海道らしいバス停名が多くなってきた。道内で見たら被りまくりなんだろうけど、路線単位や市町村単位で見ても被りそうな気がする。そういった場合、被らないように調整するのか同名okで設置してしまうのか、どういった運用なのか気になるところだ。

国道12号から離れて経由するのは2か所、奈井江駅前砂川市立病院。後者については近くに砂川駅がある*1が、そちらは経由せずに病院を経由するという選択が興味深い。たしかに、利用者の属性で考えたら「バスで駅へ出る」よりも「バスで病院へ通う」方が需要があるだろう。残念ながら、今回は前者の駅も後者の病院も乗降はなく、しばらく時間調整したのちに出発となった。

美唄駅前を出たころは厚い雲と細かい雨のせいでライトを点けて走る車を多く見かけたが、奈井江駅前を越えたあたりで日が差し込むようになり、自分以外で初めて利用者のあった宮川町では風が強いものの良い天気になっていた。北海道の天気が変わりやすいのか、それともずっと移動を続けているから天気が変わってしまうのか、どちらでもあるような気がする。

美唄市内では利用者は皆無だったが、砂川に入ると乗客は増えていき、最大で6人の乗客があった。国道12号から外れて空知川を渡るとすぐに滝川駅に到着する。2分差で間に合わない、この先に進める11時発のバスと駅前ですれ違ってしまうのは残念だが、長めの待ち時間を活用して早めの昼食にした。

街の焼肉屋さん
昼食で寄った焼肉食道園


*1:国道を挟んで病院の反対側(東側)に駅はある。