岩見沢ターミナル待合室
バスターミナルには人が多く集まっているものの、朝早いこともあってか窓口は営業していない。ただ、自動券売機は稼働しているので、さほど不便はないようだ。基本的には札幌行の高速いわみざわ号が出発すると待合室の人が激減するルーティーンを繰り返していく。8時を回ると窓口が開き、バスの出発案内も放送されるようになった。せっかくなのでと頭の中のそろばんで必死に計算し、窓口で130円券の回数券を購入した。
人の多いバスターミナルで1時間ほど滞在すると、いろいろな人を目にする。自動券売機にありったけの小銭を放り込んだのちに取消ボタンを押して両替を試みようとする人(もちろん失敗)、券売機が信頼できずにお釣りが合っているかをカウンター上の見えないそろばん*1で検算するおばあちゃん(ある意味自分と一緒だ)、ニヤニヤしながら待合室を行ったり来たりする若者(マスクはしてほしいところ)、などなど様々な人間模様が確認できた。
岩見沢ターミナルバス乗り場
出発時間が近くなったので乗り場へと出る。乗り場は12番まであるようだが、実際によく使われているのは9番までだ。バスを待っていると、通常は使われていない11番のりばに空知中央バスの車が「貸切」表示で入線してきた。バスマニアが貸し切ったバスだろうか。ファン5人ほどが撮影に興じていた。楽しそうでちょっとうらやましい。
2022.05.04[Wed]
岩見沢ターミナル08:55→美唄駅前09:34
北海道中央バス [24]岩見沢美唄線、¥530、18.2km
乗車するバスは美唄駅前行。北海道中央バスは始発バス停からの乗車の場合整理券が不要で、運賃も「券なし」のところで確認する。そんな運用もあってか、岩見沢ターミナルでは前ドアからの乗車となった。雨も降っているので濡れずに乗れるのは良い。岩見沢ターミナルからは4人乗車で出発、そろばんの暗算を披露したおばあちゃんも一緒だ。運転士は女性、北海道に来てからは初めてだ*2。岩見沢の市街地を抜けると国道12号に乗り、以降はその道だけで美唄へと向かう。途中、唯一の寄り道であるイオン三笠店では店舗の前までバスが横づけとなって、途中のバス停から乗車した2人が降りた。
岩見沢から美唄へは1日4本しかなく、乗車したバスは本日2本目の美唄行。その割に利用者は多く美唄駅前では3人が降車し、自分同様岩見沢から乗り通した人もいた*3。バスを降りると雨が本降り、いったん駅舎の中へと入るが、特にやることもないのですぐにバス停前の待合所へと移動した。