地鉄バスの路線はだいだい乗車済になってきたので、未乗車の路線を綿密に組み合わせる難易度も上昇してきている。なので、昨日ほどあまり細かい計画は立てず、「日中は毎時何分に富山駅前を出発しているか」および「富山駅前に戻ってくるまでどれくらいかかるか」だけを把握して、その時々で都合の良さそうな路線に乗車していくことにする。
昨日とはうって変わって、重たい雲とときどき降雨のある、北陸の冬らしい天気。富山駅近隣の駐車場に車をとめて、駅前のバスターミナルへと向かう。
2019.01.05[Sat]
富山駅前⑤07:05→福沢07:41
富山地方鉄道 [44]月岡団地経由福沢線、¥640(580)、13.6km
44系統福沢行
最初に乗るのは44系統の福沢行*1。ほとんどの区間は昨年乗った国際大学行と重複するが、月岡町内と終点直前のわずかな区間の経路がそれと異なる。今後はそんな路線ばかりのはずだ。
富山駅前からの乗客は自分と若者1名だけだった。荷格好からして帰省関係、実家に帰ってきたのか下宿先に戻るのかは判断つかないが*2、バスのカードリーダーにSuicaをかざして首をかしげているところ見ると、都会へ出て初めて実家に戻ってきたパターンだろうか*3。結局降りるときに運転士に確認し、現金で支払っていた。
休日朝に郊外へ向かうバス、ということで、セオリー通り利用者は少ない。乗車があったのは前述の富山駅前、富山南口、大町南部口だけで計5人、あとは降車のみ。月見町5丁目を過ぎると乗客は自分だけとなった。田んぼの積雪が増えるにつれて、終点も近づいてくる。東福沢3区で富山国際大学行のルートと分かれると、すぐに終点の福沢。降りると風が冷たい。
福沢のバス待合所
バス停は福沢のコミュニティセンターの敷地内にあり、コミュニティセンターを紹介しているサイト*4で見ると、木材を多用したクールな印象を持つが、人気のない冬の朝に訪れると寒々とした印象しかない。バス停のある場所に風よけがないのもその印象を強くしているが、バスの乗り入れは建設当初想定に含まれていなかったのかもしれない。そうでないと、点字タイル付近にベンチ置いたりするなんてしないだろうし。さすがにこんなバス停の前で待つのはふきっさらされすぎるので、壁があるコミュニティセンターの入り口付近で次のバスを待った。