2019.01.04-06 年末年始ふり~きっぷ52

2019.01.05[Sat]
樫ノ木(発)~福沢コミュニティセンター前07:53→上滝駅前08:03~大山行政サービスセンター前(行)
富山市コミュニティバス(大山地域) 楜ヶ原線、¥200、5.5km

福沢コミュニティセンター前にて
富山市コミュニティバス 楜ヶ原線 大山行政サービスセンター前行

福沢からはコミュニティバスで上滝へと抜ける。「市内のコミュニティバス等についてのご案内」を見ると分かるように、コミュニティバス、およびそれに類するものは8つあり*1、今回利用するのは旧大山町域で運行しているコミュニティバスだ。ちなみに富山市内のコミュニティバスのうち、婦中・山田・八尾・大山の各地域については、回数券*2や1日乗車券*3が共通らしい。ただ1日乗車券で4地域のバスに乗るのは相当難易度が高いように思える*4

ほぼ時間通りにバスはやってきた。マイクロバス*5だが行先案内は電光掲示、なんかちょっとかっこいい。続いてもう1台同じようなカラーリングのバスが来るが、どちらでも問題なさそうなので、先に来た方に乗る。……というのも、同じ時間に同じ行先で経由地の異なるバスが走っているためで*6、上滝駅へ行くにはどちらに乗っても問題ないからだ。ただ、行先の表示はあったものの、経由地や路線名を案内するものはなにも掲示されていない。ルートは乗ってみてからのお楽しみということになるが、このタイプのコミュニティバスなら乗車時に降りるバス停を伝えるものだし、言わなければ運転士が聞いてくる。その段階で誤乗車は防げるようになっているので、経由地がかかれてなくても(極論すれば、行き先表示がなくても)問題はないように思う。ちなみに今回乗ったバスは、熊野川左岸に沿って進んだので楜ヶ原線と判明する。

コミュニティバスの運行は地場のタクシー会社が受託している、なんてことがよくあるが、今回乗ったバスの運転士も、車が動き出したらすぐに話しかけてきたので、おそらくそうなんじゃないかと思う。いきなり「バスマニアの方ですか?」と聞かれたのには面食らったが*7。いくつか話した中で印象的だったのは「バス停集めてたりします?」*8という問いかけと、「生徒のバス利用も減ってますよ。少子化というのもあるけど、最近の通学時の送迎は学校まで親がやりますから」という話。以前塾の前の路駐がひどい件を書いたが、学校であっても直接送り迎えする時代なのか、と驚いた。いずれにせよ、いろいろ話ができたのも、他に利用者がいなかったということが大きい。こんな状態が続いたら、そのうちに土曜運行もなくなってしまうのかもしれないので*9、その点はちょっと心配だ。

昨年富山国際大学から上滝駅まで歩いたルートの一部をトレースしつつ、バスは上滝駅へ。上滝駅前のバス停はなぜか駅からちょっと離れたところにあったが、そこで運転士にお礼を言いつつ降車する。ここからは地鉄電車富山駅へと戻る。

2019.01.05[Sat]
上滝08:16→電鉄富山08:45 不二越・上滝線
富山地方鉄道、¥630(570)

休日とは言え、朝の中心街行ということもあって、電鉄富山到着前で60~70人くらいの乗車があり、けっこう利用者が多い印象を受けた。電鉄富山で下車後、次はどこのバスに乗ろうかと案じていると、妙に荷物が軽いのに気づき、カメラをどこかに忘れたことが判明する。最後に触れたのがコミュニティバス車内だったと思うので、すぐに問い合わせたいところだが、ガラケー持ちなので問い合わせ先を調べるのに難儀する。地鉄バスじゃないからバスの案内所で聞いても仕方がないし……と悩んだが、富山駅構内に観光案内所があるのを思い出し、そちらで問い合わせ先を調べてもらい、すぐに電話。「保護してますよ」と先ほどの運転士。とりあえず紛失は回避したが、この後どうしようかとしばらく悩む。


*1:まいどはやバスフィーダーバス水橋ふれあいコミュニティバス呉羽コミュニティバス婦中コミュニティバス富山市コミュニティバス(山田地域)富山市コミュニティバス(八尾地域)富山市コミュニティバス(大山地域)の8つ。前述の一覧にある旧大沢野町域のもの乗合タクシーなので除外している。他に南砺市営バスなんバス」の利賀へ抜ける路線が、越中八尾駅に乗り入れていたりもする。

*2:10回分の料金で11枚つづり。

*3:400円。

*4:そんな利用は想定されていないと思うけど。

*5:日産のシビリアンだったと思う。

*6:楜ヶ原線と小坂線。時刻表上で上滝駅前到着を比較すると、小坂線が1分遅い。

*7:面食らうという感情が生まれるということは、バスマニアである自身を素直に認められていないということなのかもしれない。

*8:そんな分野があることを初めて知ったくらいだ。なお、後日改めて調べたら、wikipedia:バスファンが妙に充実していたのにも驚いた。でもこれ、百科事典的にどうなんだろう?

*9:大山地域のコミュニティバスは日曜祝日の運行はない。