2022.04.30-05.07 南から北へ237

岩内バスターミナル
岩内バスターミナル

岩内を訪れたのはこれで2度目になる。ずいぶん前の話だけど、以前はここから直江津までフェリーがあって、それに乗船した記憶がある。そのときも雨だった覚えがあるので、岩内=雨のイメージが記憶に再度焼きついてしまう。

なお、最初に考えていたルートでは、この岩内で1泊して神威岬経由で進むつもりでいた。だが、4月のダイヤ改正でその先のバス路線が90分に1本から120分に1本となったため、翌日の宿泊先への到着が深夜となってしまうようになり、宿泊先をルート選択肢の多い倶知安に変えた経緯がある。ただし、倶知安泊となっても神威岬経由は可能なので*1、今晩ホテルでどうするか決めたいと考えている。

2022.05.02[Mon]
岩内ターミナル16:05→倶知安駅前16:49
ニセコバス 小沢線、¥780、27.9km

岩内ターミナルにて
ニセコバス 倶知安駅前行

30分ちょっとの待ち合わせで次のバスとなる。今度もニセコバス、そして行き先は倶知安。これが本日最後のバスとなる。朝から夕方までバスに乗ったのに、乗車したバスは1日わずか4本*2。まあ、距離はそこそこ移動しているので良しとしたい。

岩内ターミナルからの乗客は4人。車内の自動放送は日英2か国語でのアナウンス、海外からの来訪者も多いニセコに近づいてきている感が出てきた。岩内からの乗客は国富までですべて降車し、共和役場前からの利用者もワイス温泉までで、倶知安峠を越える乗客は自分だけとなる。眺望が効きそうな峠道ではあったが、あいにくの雨と低い雲のおかげで視界は狭い。天気が良ければ羊蹄山がきれいに見えるんだろうなあ、と残念な気持ちになる。

倶知安の街に入ると、直接駅へ向かうのではなく、市街地をコの字状に迂回していく。これから郊外へ向かうバスを待っていると思われる高校生がバス停付近に多く群れていたが、彼らは倶知安駅止まりのこのバスが停車しても見向きもしない。バス停ごとにそんなことを繰り返して終点倶知安駅に到着する。

倶知安駅
倶知安駅(翌朝撮影)

まだ17時前だが、薄暗くなってきた。天気も悪いままなので、早い時間だが投宿する。部屋で落ち着いた後は溜まった洗濯物を持ってホテル内のコインランドリーへ。ここで洗濯すれば家に帰るまでの服は足りるはずだ。洗濯待ちの間に近くのスーパーで総菜を物色する。北海道はコープさっぽろが広範囲に出店しているようで、倶知安駅前にあったのもそれだった。(倶知安にはマックスバリュもあるけれど)コープさっぽろは小都市のイオンみたいな役割も担ってそうで、アクセサリ売り場に並んだ300円のイヤリングに羨望のまなざしを向ける小学生の女の子、なんてのも確認できた。夕方ということもあってか総菜コーナーは割引シールで賑わっていて、案の定そんなシールに釣られてちょっと多すぎるくらいに買い込んでしまう。なお、この日のコープさっぽろはポイントサービスデーらしく、店を去るころには「10倍 10倍 ポイント10倍!」のメロディーが口をついて出るようになっていた。


『コープさっぽろ ポイントサービスデー』店内用PRソング


*1:倶知安駅前8:25→岩内ターミナル9:09|9:50→神威岬11:21。

*2:ただし、今までで一番少なかったのは盛岡~八戸の1日3本だったりする。