朝の宮崎海岸
さて、最終日。今日も海は穏やかだが、天気は下り坂の予報が出ている。傘を持ってきてはいるが、今日一日雨は降らないでほしいところ。海へ出ると、今朝はヒスイ探しの人よりも釣りの人の方が多いようだった。
2021.05.07[Fri]
泊駅前(発)~ヒスイ海岸駅08:33→境東→(大平)→玉ノ木08:51*1
朝日町 あさひまちバス [A2]市振線、¥200、4.2km
朝日町 あさひまちバス 玉ノ木行
バス停正面にあるヒスイテラスが開館準備を進めているのを眺めていると、バスが到着したので乗り込む。「玉ノ木まで」と伝えると、運転士は頷いてバスを発車させたので、問題はなさそうだ。というのも、バスの時刻表[pdf]を見ると、下りは境東(大平)行となっていて玉ノ木までは行かないように見える。ただ、駅へと戻る便は市振発となっており、またNAVITIMEの時刻表を見ると泊駅前発着の巡回運転をしているようにも見える。さらに、この先乗るバスの時刻表[pdf]にも参考ダイヤとしてあさひまちバスが記載されているので、利用可能と踏んで乗車したが、大丈夫のようだ。
バスは昨日乗車したワンボックスタイプではなく、コミュニティバスにありがちなタイプの車体だったが、降車ボタンはあるものの車内放送はない。乗客はすでに2人いて、境西と境・護国寺で降りていった。境東を過ぎると、利用予約はなかったようで大平は経由せずに国道8号を直進し、新潟県へと入る。
玉ノ木で待機するあさひまちバス
県境を越えるとすぐに玉ノ木。降車後バスはそのままそこで停車となり、折り返しの時刻までここで待機するようだ。おそらく最遠の市振付近にはバスが待機する場所がないのだろう。朝日町のバスが市振付近までカバーするのは、市振地区は新潟県側の集落と距離があるため朝日町との結びつきが強く、病院や買い物などは朝日町に出ることが多い、と昨日泊まった宿の主人から聞いた。消防や救急も朝日町で対応しているとのことなので、バスの越境は当然の成り行きなのかもしれない。
さて、1時間ほど待ち時間があるので、近くの道の駅「越後 市振の関」まで散歩する。このあたりの道の駅は「親不知ピアパーク」を利用することが多く、ここに寄ったのはおそらく2度目くらい。道の駅の2階には、親不知の道路開設の歴史についての説明があったりして、意外と楽しめる施設だった。また、何の期待もせずに入った併設のヤマザキショップには、25匹1,000円で冷凍のゲンゲ*2の干物が売られていた。親不知で買うよりこっちのが安いな、なんてことにも気づけた。
*1:当日(金曜日)の大平方面はデマンド運行。
*2:漢字では「幻魚」が当てられ、新潟県では「ゲンギョ」と呼ばれる魚。詳細はwikipedia:ノロゲンゲで。個人的にはこれの干物が大好物。