上方付近のバス停
柏崎駅前からは、今回の最終目的地である長岡行のバスが出ているので、まずは柏崎駅を目指すことになる。直前に乗った高速バスの上方で降りると、越後交通の柏崎駅前=野田線があり、それを利用すると長岡駅には20時38分に到着する*1。これでも別に良いのだが、なるべくならそれより1本早いバスで長岡に入りたい。ということで、柏崎まで高速バスに乗車したが、ここからもいくつか選択肢はある。
まずは茨目駅近くにある厚生病院入口まで歩き、柏崎駅前=杉平線で柏崎駅前へ出るルート*2。ただ、これだと柏崎駅前18時20分発の1本早い長岡行には乗れないし、歩く距離も若干長い。もう一つ、柏崎インターバス停からの柏崎駅前=安田=鳥越=加納=岡野町車庫線を利用する手もあるが、これも柏崎駅前では乗り継げない*3。ただ、一部区間が長岡行と重複するため、途中の日吉町で乗り換えれば乗り継げないこともなさそうだ*4。
柏崎付近のバス停
だけど、若干引っかかる点もある。歩く距離はそれほどでもなさそうに見えるが、柏崎から柏崎インター、それに日吉町での乗り継ぎはどちらも道路を横断する必要がある。前者は片側2車線なのでさすがに無理、後者は1車線だが夕方の市街地ということで交通量は多そうだ*5。横断歩道のある交差点まで歩いて横断すると、歩く距離も厚生病院入口と変わりなさそうに思える。
いろいろ悩んだ挙句、最終的には柏崎総合医療センターまで歩いて、そこから市内循環バスに乗り、その先で長岡行に乗り継ぐことにした。歩く距離は一番長いが、目的のバスに間に合えばその先の乗り継ぎ時間に余裕が出てくる。さらに長岡行の乗り継ぎは降車したバス停で待っていればよいという利点もある。また、もし柏崎総合医療センターで目的のバスに間に合わなくても、直後に岡野町車庫線や杉平線のバスが柏崎総合医療センターを経由するので*6、最悪の最悪でも最終バスで長岡に行ける。こんな考えから、まずは柏崎総合医療センターまで歩いて進むことにした。
2021.05.07[Fri]
柏崎…柏崎総合医療センター/徒歩、1.1km
なぜか野球が思い浮かぶセンター前ヒフ科
薄暗くなるバイパスの歩道を、こころもち速足で歩く。途中の交差点では信号の具合が良く、ほとんど待たずに横断歩道を通過できたのは幸運だった。病院に近づくと、変わった名前の皮膚科の写真を撮ったりする余裕も出てくる。柏崎総合医療センターについたのは18時ちょうど。防災無線からエーデルワイスが流れる中だった。
柏崎総合医療センターからは市内循環バスに乗る。
2021.05.07[Fri]
柏崎駅前(発)~柏崎総合医療センター18:03→松美町18:10~柏崎駅前(行)
柏崎市 柏崎市街地循環バス 東循環ひまわり、¥160、2.2km
乗客は2人、そこに柏崎総合医療センターから2人が乗り込んで出発する。夕方のラッシュで混み合う道をバスは進む。途中の新田畑からは、バス停アナウンスがなぜか保育園児の声になる。試みとしては面白いが、聞き取りにくく、かつ案内がゆっくりになって気を揉む事態にもなるが、何とか聞き取って松美町で降車する。自分ともう1人が降りたが、バス停で待ち続けたのはもちろん自分だけだった。
なお、余談だが、越後交通では本年からバスの改正時刻表を新聞の折り込みで配布するのをやめたという告知を車内掲示で見かけた。居住地域ではないので自分の生活には何ら影響のない話だが、バス会社の経費削減施策の一環、それもバスが利用しにくくなる負のスパイラルにも見えて、残念な気持ちになった。
松美町バス停