バス車内にカメラを忘れて富山駅まで来てしまった*1。幸いカメラは無事見つかり、さらには今後の乗車ルートはそれほどかっちり決めていない。ということで、車で回収に向かう。大山バス管理センター*2まで往復1時間とちょっと、駐車場は再入庫となっため金額は倍かかることにはなったが、自身の不手際なので仕方がない。10時30分過ぎに富山駅前に戻ったので、ロッテリアでコーヒーをすすりながら、この後どうするか検討する。
候補はいくつかあったものの、お昼前ということからか折り返しの交通機関の都合が悪かったりしたため、最終的には消去法で藤の木循環に乗ることにした。
2019.01.05[Sat]
富山駅前⑧11:20→藤の木小学校前11:45~赤十字病院(行)
富山地方鉄道 [67]赤十字病院~藤の木循環線、¥420(380)、8.8km
67系統藤の木循環
車体は大きく座席も多いが、なぜか降車ボタンの配置が少ないバスだった。降車前に降車ボタンを探してきょろきょろしているうちに別の人に降車ボタンを押される、という光景を2度見た挙句、自分が降りるときもそんなきょろきょろする側の人間になっていた。なにか特別な用途で使われていたバスの中古なんだろうか。そういえばシートベルトが各座席についていたような気もする。
乗客は清水町までで13人、以降は降車ばかりで循環部分に入るころには5人になっていた。藤代町を越えるとアナウンスが告げる行き先は赤十字病院となり、開バス停までに行先表示なども切り替えられたようだ。循環運転区間ということもあって、しばらく富山駅方面から来た人の降車とこれから富山駅方面へ向かう人の乗車が続く。当方は藤の木小学校前で降りる。深い意味はないけど、目論見としては近くにあるスーパー「大阪屋ショップ」内のイートインコーナーでの時間つぶしを想定している。
2019.01.05[Sat]
藤の木小学校前…開/徒歩、0.9km
藤の木循環の休日ダイヤは1時間に1本の運行となっている。同じ場所で次のバスを待っても面白味もないし、下手したら通報されかねない*3。なので、循環部分を横断するような形で開まで歩き、帰りはそこから乗るつもりだ。ただ、それだけでは10分ほどで事が済んでしまい、また雨の中傘を差して50分待つのもつらい。そこで目につけたのは、徒歩ルート途中にある大阪屋ショップ藤木店。確か大阪屋にはイートインスペースがあったと思うので、そこで時間をつぶす算段である。
さすがに何も買わずに利用するのは気が引けるので飲み物を購入し、40分ほど本を読んだりなどして過ごす。イートインスペースに初めて長居して分かったのは、割と入れ替わり立ち替わり利用者がいるということ。部活帰りの女子中学生2人が大阪屋のカルビ重弁当を食べてたり、小学生くらいの男子3人がゲームに興じていたり。もしかしたら、ここが唯一の居場所だったりする人もいるかもしれないよなあ、なんてぼんやり思いながら大阪屋を後にした。
2019.01.05[Sat]
赤十字病院(発)~開12:40→富山駅前13:16
富山地方鉄道 [67]赤十字病院~藤の木循環線、¥420(380)、10.3km
67系統富山駅前行
帰りのバスは数分遅れて開に到着した。開での乗客は7人、以降の循環区間で5人が降車したので、残った1人は藤代町からの乗車だろう。藤の木台を越えた時点での乗客は11人、循環区間が終わったこともあって、ここで運賃表の赤十字病院~大島新町間の運賃が非表示となる。来るときよりも利用者は多く、清水町時点で21人。西町以降は降りるだけとなったが、西町で降りた客が9人と多かったのが印象的だった。
富山駅前の降車扱いは駅のロータリーまで入って行われた。道が混んでいたからか、赤十字病院行が運行される路線ということで降車場を統一させるためか。どちらにせよ構内まで入ってくれるのはありがたい。バスに乗っているうちに雨は止んだようで、雲も薄くなってきているように見える。このままの勢いで、昨日のような天気にまで回復してくれると良いのだけれど。