倉敷芸科大学バス停
倉敷芸科大学のバス停を眺めると、自らのバス停の時刻だけでなく、「ドンドン」*1なるバス停の時刻表も併記されている。大学が山の上にあるので、歩いて山を下りていくとドンドンのあたりに出るのではないかと思うが、もしここでバスを逃したときに駆け下りれば間に合うのだろうか。ちなみに倉敷芸科大学とドンドンとのバスの時間差は4分だったので、たぶん無理なんじゃないかと思うが、大学生が毎年1人くらいは挑戦してそうだ。
2018.05.02[Wed]
倉敷芸科大学17:00→倉敷駅前17:39
両備バス、¥450、11.7km
大学からの乗車は1人きりだったが、ふもとに下りてからは乗客が増えていき、最終的には立ち客も出るほどになった。厚い雲が空を覆っていて、雨は止む気配にない。すれ違う車の半数程度がライトをつけている状況の中、混んだ道を進んでいく。バス停から発車する際の状況を見ていると、広島ほど譲ってもらえず、ウインカーを出して動き出そうとしても何台か追い越されるような状況だ。道が混んでいるので苛立っているだけだ、福山のときと同じように、そう思うことにする。
途中で就活中と思われるスーツを着た女性4人が乗ってきて、背後の席に座ったので会話が聞こえてくる。短大生とのことで就活での苦労話が絶えないようだが、合間に「ワンチャン」とか言ってくるのでびっくりする。元々麻雀用語で最近は人口に膾炙するようになってきたと聞いてはいたが、女子短大生から聞くとは思わなかった。また、TOKIOの山口メンバーの話題はここでも健在で*2、短大生たちは主にどこまで・どのようにされたのかが気になるようだった。
道の流れが悪かったせいか、倉敷駅前には5分ほど遅れて到着。まだ先に進めるバスもあるが、暗い時間帯となるので今日はこの辺でやめておく。宿は伝建地区近くなので、駅前の通りを1kmほど進んで投宿。フロントに「お車はどうされますか?」と聞かれ、うまく説明できずに「徒歩なんで」と答えてしまう。まあ「バスなんで」と答えるよりかはましな対応だったと自分を慰める。
部屋のテレビがブラウン管だったのは驚いたが、よく考えたら自分の家にあるテレビもブラウン管だったことを思い出す*3。ホテルのテレビはいまだに現役で、映りが悪いものの見れなくはない。これってセールスポイントにならないかとちょっと考えてみたものの、すぐにならなそうだという結論に落ち着く*4。
下関以来の部屋飲みにしようと周辺をうろつくが、スーパーの類が見つけられず、近くのラーメン屋で夕食を摂り、コンビニで酒を買うというありがちな流れに。部屋に戻ってメモの整理をしながらちびちびと酒を飲む。明日は最終日、出発もこれまでほど早くはないので気が楽だが、乗り継ぎにちょっと不安なところもある。まあ、どうにかなるだろう。いや、どうにかなればよいのだが。