2018.04.29-05.03 南から北へ58

2018.05.02[Wed]
鳴滝登山口08:25→尾道駅08:40東尾道駅(行)
おのみちバス、¥220、3.4km

登山口旋回場にて
おのみちバス 東尾道駅

鳴滝登山口バス停ではおのみちバスが待機していた。まだ余裕はあるはずと考え、のんびり写真を撮っていると、ドアが開き乗車が開始される。慌てて乗り込むとすぐにドアが閉まり発車、時間を確認するとどうやら8時25分発のバスに乗れたようだ。前回乗車したトモテツバスの登山口到着が予定では8時26分となっているが、そんな乗り継ぎも可能らしい。もっとも、ここでいくら先を急いだところで、尾道駅から先へ進めないので意味はないが。

当初3人だった乗客も、ほぼすべてのバス停で乗客を拾ったために、尾道駅到着時には12人ほどになる。お年寄りが多いようで、降りるときにに敬老パスみたいなものを見せている。バスは東尾道駅まで向かうようで、この次に乗るバスと経路が重複する部分もあるが、時間を潰すなら駅周辺だろうと考えて尾道駅で降車。ここで約2時間の待ち合わせとなる。

尾道駅前にて
尾道駅前ロータリー

駅前ロータリー周辺をうろうろしてみる。9時前ということもあって、デパートを始めとする各施設は軒並み開いていない。また、駅舎は現在改築中のようで殺風景だ。海側に目を向けると旅客船ターミナルがあるので近寄っていくと、対岸の向島までの船が結構な頻度で出ているようだ。最近話題の向島*1、というより渡船が好きというのもあって、時間つぶしに単純往復で乗ってみることに。

2018.05.02[Wed]
尾道(駅前)~向島(富浜)
向島運航、¥100×2

尾道駅前にて
向島渡船乗船場

運賃は出港後に乗員が徴収しにくるのでその時に払えばよいようだ。雨風の入らない区画もあるが、せっかくなので船首付近で気持ち良くなってみる。この船の面白いところは、向島側の乗り場が川を少し上った先にある点。当初は向かいにある船着き場へ行くだけかと思っていたが、向かいのそれは別の航路らしく*2スルー、その後川を遡行しだしたのでちょっとびっくりした。しばらくすると船着き場が見えてきて到着。すぐに乗客は思い思いの方向へ散っていった。こちらは目的もなく島に来たので、その辺をうろつく。島には平穏が戻っていた、なんてことはそもそも前の状態が分からないので言えないが、落ち着いた平日の朝という感じだ。結局目的がないので*3することもなく、飽きた頃合で尾道へと戻る。

向島(富浜)にて
向島にやってくる渡船

船のエンジン音が聞こえ出してからしばらくすると、蛇行した川から船が現れてくる。向島側で船を待っているとそんな感じだ。水面を走る船でこういった感覚を味わえるのは他ではあまりないんじゃないかと思う。この渡船は向島側で待つ方が、船に乗るという雰囲気を盛り上げてくれるような気がする。


*1:当時、逃走した受刑者がしばらく向島に潜んでいたこともあって、何かとニュースで取り上げられていた。

*2:こちらは自動車も渡せるみたいだった。

*3:気持ちとしては「船に乗るのが目的」だった。