2018.04.30[Mon]
サンパークあじす11:00→秋穂漁港入口11:44
防長交通、¥740、16.4km
防長交通 秋穂漁港入口行
サンデン交通同様、宇部市交通局のバスも前回の1回だけで終了し、以降しばらくは防長交通のお世話になる。次は秋穂漁港入口行のバスだ。サンパークあじすでの乗客は自分を入れて4人。皆さん買い物帰り風情で、スーパーの袋を抱えて乗り込んでくる。
山陽を東に進むのなら、新山口駅を経由して防府、周南を目指すのが手っ取り早いのだが、どう頑張っても1日では岩国から先へ進めないことは事前の調査で分かっている。なので、ちょっと遠回りだが、秋穂周りで防府へ抜けることにした。こんな機会がないと秋穂なんて場所へ行かないだろうし、行かなければ「あいお」なんて読み方を知らなかっただろうし。
サンパークあじすを出発した直後、宇部市交通局の新山口駅行とすれ違う。宇部市のバスがサンパークあじすを通過する時刻は11時2分なので、あちらもほぼ定刻で運行しているようだ。これなら、新山口駅行のバスを1つ手前の阿知須駅前(10:57)で下車し、同仁病院前(11:05)で秋穂行のバスに乗れば乗り継げそうだ*1。もちろん、定刻で運行されているのなら、という条件がつくが。
渚で1名下車したのち、新地を通過して周防大橋を越える。後は秋穂を目指すだけかと思ったら、明神社前の先で右折し、集落の中の狭い道へと入り込む。そういえばこのバスは湖寿荘経由だったことを思い出し*2、こんな狭いところを走るのなら一番前に座ればよかったと後悔するが後の祭り*3。途中、分かってない軽自動車が譲りもせずに狭小区間へ突っ込んできたりと、プロの腕前を味わえるイベントもあり、予想外に楽しめる路線だった。なお、肝心の湖寿荘は当日休館日だったらしく*4、湖寿荘入口までしかいかなかったのは残念であったが、寄り道で素敵な路線を見つけられたのは思わぬ収穫だった。
軽自動車が頑張ったあたり
終点付近もそこそこ狭い道を縫うように進んで、秋穂漁港入口に到着する。ある程度予想はしていたことだが、バス停周辺には何もないところだった。昼時だが、食事ができそうな店や商店は見当たらないので、周辺や漁港をふらついて時間をつぶすことになる。漁港ではちょうどツバメが巣作りの真っ最中で、開放的なコンクリートの建物の天井付近に巣が作られつつあった。たくさんのツバメが巣作りをしていることもあり、泥を持ってきたツバメが自分の巣の場所を見失うこともしばしば。非常に良い天気の中、そんな光景を眺めながら気怠く流れる時間をつぶした。
秋穂漁港で巣作りするツバメ