2020.10.25-31 南から北へ204

古川からのバスがやってきた後*1、ようやくバスがやってきた。すでに暗い時間となるが、本日中に一関まで進んでおきたいので、先を急ぐ。

2020.10.26[Mon]
伊豆三丁目(発)~築館16:48→一関駅前17:52
栗原市 築館一関線、¥100、33.9km

築館にて
栗原市 一関駅前行

築館以前からの乗客はなく、自分が最初の乗客と思われる。ただ、すぐに合同庁舎前栗原中央病院築館高校前で高校生がどっさり乗ってくる。直前の一関駅前行が14時台なので、高校生が帰宅時に乗れる最初のバスということだろう。築館高校前出発時点での乗客は17人、立ち客も出るほどの賑わいだ。高校前のバス停を出るとさすがに外は真っ暗、景色のない中を進むことになる。

バスは基本的に国道4号を進み、要所で旧道や街中を経由する、本日おなじみのルート選択で一関を目指す。金成総合支所前で7人が降車したが、周囲には出迎えの車がいくつか見えた。役所なら駐車場も広いので、高校まで送り迎えしなくても済むのは割と便利なのではなかろうか。雪の降る地域なので、これからの季節は自転車での通学なんて無茶もいいところだし。

金成総合支所前以外でも、延年閣有壁駅に寄り道する。前者は日帰り温泉施設だが乗降なし、後者ではここまで乗っていた最後の高校生が降車して、県境越えの乗客は自分一人だけとなった。岩手県に入るとあとは一ノ関駅*2を目指すだけかな、と思いきや、最短距離ではなく割と大回りして進む。途中、高梨で乗客を拾いつつ、夜の帳が降りた一関駅前に到着。到着前には「当バス13分遅れで、ご迷惑をおかけしました」云々とアナウンスが入った。栗原市のバスでも委託先はミヤコーバスということで、この辺の対応もちゃんとしてるのは良いと思う。

一関駅前にて
夜の一関駅前

本日の宿泊先は駅前なのでさっさと投宿する。宿賃を前払いすると、地域共通クーポンを出してきた。そういえばそんなのもあった、なんて思い出しつつフロントの説明を聞くと、近くのローソンでも使えるとのこと。使える店を探して彷徨うよりは、コンビニで使うほうが効率的だ。駅前の飲み屋で夕食を済まし、ローソンで寝酒などを購入してクーポンを消尽した。


*1:つまり、「南から北へ202」で触れたバス(古川駅前15:40→築館16:36)でも無事接続できたということになる。

*2:市の名称やバス停名は「一関」だが、駅の名称は「一ノ関」らしい。