2020.07.29[Tue]
氏家駅前11:10→道の駅ばとう11:49~馬頭車庫(行)
関東自動車、¥1,070、23.3km
関東自動車 馬頭車庫行
ここまで乗ってきたバスは1日1往復だったが、氏家から先は何本かある。乗客は少ないながらも存在し、氏家駅前では2人を乗せてバスは出発する。運賃表示器は旧式らしく、バス停名が表示されるところにテプラで「次のバス停ではありません」と書かれていた。運賃区界と書いても伝わらないだろうし、こう書くしかないんだよなあ、なんて思う*1。
しばらく氏家の市街地を回ったのち、国道293号に沿って馬頭を目指すようになる。といっても、集落があって国道がバイパス化されているところは、ほぼすべて旧道経由となり、ルートは集落に寄り添うかたちで設定されている。喜連川の市街地にある旭橋で降車があり、早くも乗客が自分一人となるが、そんなことにはお構いなしにバスは淡々と進む。丘陵地を越えると川沿いの集落、みたいな流れを繰り返すうち、旧小川町の市街地に入り、ここでも国道から外れて寂れた街並みを進むようになる。小川車庫前なんてバス停を通過したが、あたりを見渡してもそれっぽい施設は見つからず、もうなくなった施設なんだろうと思うと切なくなる。
次のバスへは小川仲町で降りれば乗り継げるのだが、周囲に何もなさそうだったのでもうちょっとだけ乗り続ける。舟戸付近にはパチンコ屋に併設されたボウリング場があり*2、小川町ってボウリング場が成り立つくらいの規模の街だったのね、なんて思い直したりする。那珂川にかかる橋は旧道にはないらしく、いったん先ほどの国道に戻って渡河、馬頭へと入る。ただ、今は小川町と馬頭町は合併して那珂川町だ。このバスの出発地点である氏家も喜連川と合併してさくら市となっていて、旧自治体名の方が馴染みのある自分としては、新自治体名はいまだに慣れないままだ。
降車したのは、那珂川を渡った直後の道の駅ばとう、ここで昼食を済ますつもりだ。インターバルは35分、時間のかかるメニューは避けたいところだが、今日は肉(29)の日ということでステーキランチが安いらしく*3、半分以上のテーブルに注文済みのステーキが並んでいる状況だった。時間は心配だったが、肉欲に負けてサービスステーキランチを注文*4。わりと早く出てきたので、慌てて食べなくても済んだのは助かった。
道の駅ばとう