2020.07.27-08.01 南から北へ175

2つ並んだバス停の名前が違う
高田バス停と道の駅ばとうバス停

道の駅でトイレを済ませて、バス停へと戻る。那珂川町コミュニティバスのバス停は高田となっていたので、「道の駅ばとう」開業以前は関東自動車のバス停名もそんな名称だったんだろうと想像する。ただ、コミュニティバスの方がそういったバス停名を率先して名乗りそうなのに*1、なんでこうなっているんだろうと思いつつ写真を撮った。戻ってから理由を調べてみると何のことはない、コミュニティバスにはもっと近く(馬頭より)に道の駅の名を冠したバス停があっただけだった。


那珂川町コミュニティバスの「道の駅ばとう」バス停と道の駅

道の駅ばとうバス停に貼りついていた
バス停で暮らすミノムシ

どうでも良い話ついでに、バス停にはミノムシがいた。以前ミノムシが大量になる木の話を書いていたのを思い出して、つい写真を撮っていた。

2020.07.29[Tue]
馬頭車庫(発)~道の駅ばとう12:24→県北健康福祉センター13:00~西那須野駅東口(行)
関東自動車、¥400、19.9km

道の駅ばとうにて
関東自動車 西那須野駅東口行

数え間違いしていなければ、これが「南から北へ」における通算150本目のバスになる。だんだん慣れてきた前ドアからのバスへの乗り込み、ステップを上がって颯爽とバスカードを差し込む……ところがない。聞くと、バスカードには対応していないとのこと。関東自動車最後のバスでほぼ使い切る算段だったが、ないものは仕方がない。整理券を受け取って小銭の準備をする。

乗客は自分以外になく、降車するまでそうだった。今日はそんなバスばかりなので、こちらにもだいぶ慣れてきた。小川仲町までは元来た道を戻って*2、西那須野駅を目指す。ルートはほぼ国道400号に沿って進む。旧小川町中心部や佐良土地区を抜けると一転して田んぼの中を抜ける気持ちの良い道となる。晴天なら青空と雲の下で水田が映えるルートなんだろうな、なんて想像する。ずっとこのまま終点まで乗っていたい気分になるが、乗り継ぎの都合上大田原市内で乗り換える必要があるため、県北健康福祉センターで降車する。

バス停前には公衆トイレもあって、わりと便の良さそうなところだが、道幅や歩道が狭いためかベンチのようなものはない。確か次のバスは向かいのバス停から出るはずと移動するも、一抹の不安が残って「バス停にこれから乗るバスの時刻が書かれているから、横断した先にあるこのバス停で正しいんだ」と無理やり思い込むようにして次のバスを待つ。こんなときありがちな話だが、待っていたバスの到着が遅れ、より不安になったりもする。


*1:また、「関東自動車」の部分がシールになっていることから、東野交通時代に変更された名称と思われる。

*2:ただし、小川仲町バス停の位置は、馬頭行とはけっこう離れた場所にあった。