2021.08.08-14 富山県内のバスに乗る28

前方が地鉄バスの「外回り」、後方が桜井交通の「内回り」
生地駅で待機する南北循環線

行先案内板に書かれていた「外回り」「内回り」の表記が正しければ、乗車してきた系統番号③のバスは系統番号④で戻るはず。また、系統番号④でやってきた地鉄バスは系統③で黒部駅へ向かうことになる。ここまで乗ってきたバスに再乗車して戻るのもアレだし、地鉄バスに乗っても同じルートの焼き直しだし、と思い両方ともスルーする。どうせ今回だけではすべての経路に乗車できないので*1、南北循環線の利用は諦めて生地循環線で戻ることにする。

ただ、生地循環線到着直前にやってきた南北循環線で、内回りから外回りに乗り換えている人を複数見かけた。ネックストラップに社員証みたいなものをぶら下げていたので、YKK関係者だろうか。生地駅で乗り継ぐ意味は分からないが*2、忘れ物を取りに勤め先へ戻るためだろうか。複数名だったのが解せないが。

2021.08.12[Thu]
黒部駅前(発)~生地駅17:29→電鉄黒部駅前17:52黒部駅前(行)
富山地方鉄道 [03]生地循環線、¥200、8.3km

生地駅にて
富山地方鉄道 黒部駅前行

生地循環線は2018年に乗車済*3だが、たなかや前を経由するバスができたので、乗る意味は一応ある。やってきたバスはゴールデンウィークにのった池尻線*4と同様のワゴンタイプ。日中のたなかや前を経由しない便には、以前乗った路線バスタイプのバスも運用に入るようだが、それ以外はワゴンタイプの運行らしい*5。バスに乗ると降車するバス停を聞かれる。そうそう、降車ボタンないのよねこのバス、と5月の記憶が蘇ってきた。降車ボタン以外にも整理券も両替機もないのだけど、運賃表はあるんだよね*6。車内放送設備と運賃表は切り離せないのかもしれないが、アンバランスな印象を受ける設備である。

元々細い道を進む路線だったが、たなかや前までの往復はさらに道が狭い。経由地のたなかやは旅館のようだった。建物前のロータリーを1周するが乗降はない。魚の駅口あたりからは雨が降り出した。そういえば雨に降られたのは今朝の電鉄黒部駅以来だ。結局、電鉄黒部駅まで乗客は他になく、自分だけが唯一の利用者だった。

駅前に停めた車を回収して、家路に着く。途中、ワイパーが役に立たないくらいの大雨にやられながらの帰宅となった。


*1:朝のみの系統①なんてのがあるため。

*2:生地駅~古御堂公民館の間はどちらの系統も同じルートを走る、というか内→外乗り継ぎだと、前回の記事で書いたように同じルートで戻ることになる。

*3:2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ28」および「2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ29」を参照。

*4:2021.05.05-07 金沢→長岡9」を参照。

*5:どの便にどのタイプのバスが入るかについても、黒部市のサイトには書かれている(生地循環線 印刷用PDF[pdf])。

*6:なお、以前乗車したときの生地循環線は整理券制で、距離によって運賃が異なっていたが、今回は均一運賃になっていた。