2024.03.30[Sat]
明石駅《標高2.9m》14:32→名谷駅15:21
神姫バス [14]明石駅~伊川谷駅~名谷駅、¥810、16.6km
明石駅から海沿いを進むと神戸市との境界付近でバスが途切れるので、ここからは山側を迂回していく。乗るバスは明石から一番遠そうな場所へ行く名谷駅行をチョイスした。ここからしばらくはバス路線が豊富なので、さまざまなルートがあり得ると思う。こちらはあまりこのあたりの土地勘がないので、つい長い距離を進む路線バスを選びがちだが、実際は細かく乗り継いだ方がより速くより先へ行けるのかもしれない*1。
ということで乗車する。明石駅からの乗客は18人とけっこういる。出発直後に駅の北側へと進むが、付近の道路や駐車場は軒並み混雑していた。明石城址で何かイベントでもあったのだろうか。
乗車した14系統は微妙に経由地の異なるバスがいくつかあるみたいだが、このバスは白水橋から伊川沿いを進む路線。上流部へ進むにつれて景色はだんだんのどかになっていき、乗客もだんだん少なくなっていく。長坂橋では神戸市バスのバス停が併設されていたのを車内から確認できた。眺めはのどかになっているのに、いつの間にか県庁所在地に入ったようだ*2。
伊川谷駅では駅前ロータリーに入る。ここではまとまった降車があって乗客は3人にまで減る。景色はさらにのどかになって、分譲された住宅やマンションをほぼ見かけなくなる。そんな太山寺・布施畑を抜けると、奥の方に大規模なマンション群が見えてくきて白川台へ。のどかな地区と造成された街がバス停1つ2つを通過したくらいで現れる地域、こんなところがなんとなくだが神戸っぽいと思う。人工的で住みやすそうな街に入ると終点の名谷駅はすぐ、降りたのは8人だがほとんどは白川台以降で乗車した人だった。
名谷駅は伊川谷駅より3つ三宮寄りにある神戸市営地下鉄の駅。伊川谷駅では道路の上を高架で横断していた地下鉄も、この名谷駅では深い掘割の底を走っている。どちらにせよ地下にはないところが微笑ましい。