2020.07.27-08.01 南から北へ173

本日も朝はゆっくり。ホテルは朝食なしのプランだったので、ラッシュになる前に駅で朝食。その際は傘が必要なくらいの雨だったので、十分に雨対策を施した後でチェックアウトしたが、再度外に出たときにはほぼ止んでいた。今回はこんな感じでずっと天気に振り回されてばかりなので恨めしい。

宇都宮駅西口にて
宇都宮駅に出入りするバス

宿を早めに出たので、ペデストリアンデッキからしばらくバスの往来を眺める。朝のラッシュがひと段落ついたくらいの時間だが、大通りのバスの往来は賑やかで楽しい。東口はどんなものかな、なんて調子に乗って足を延ばしてみたが、こちらは再開発中なのだろうか、工事中のエリアが多く、またバスもあまりいなかった。

2020.07.29[Tue]
宇都宮東武(発)~宇都宮駅西口10:13→氏家駅前11:05
関東自動車、¥760、23.2km

宇都宮駅西口にて
関東自動車 氏家駅前行

こんな時間にスタートとなる理由は前日と同様、朝一のバスがその時間だから。こちらの場合は終バスも兼ねており*1、ようするにこれから乗るバスは1日1本しかないということだ。宇都宮駅西口の乗り場では数人が待っていたが、このバスに乗ったのは自分だけ。結局他の乗降は終点までなかった、寂しい限りである。

旧東野交通の路線ということで、車内には昨日乗った関東自動車のバスでは見かけなかった那須ロープウェイの広告があったりする。2018年に会社は統合されたとはいえ、組織的にはまだ一本化されていないようにみえる*2。個人的には統合による画一化よりも、「東野レーベル」的なものが残り続けてくれたほうが好みだが、統合のメリットを考えるとそんな東野色は早晩に消えていくのだろう。

市内を走行中、竹林十文字というバス停を通過した。ほら十文字だ。昨日の宮島町十文字といい、栃木県では十字路のことを十文字と呼ぶのかもしれない、違和感が確信に変わりつつある。なお、この後も出てこないかと放送に耳を澄ませたが、この路線のバス停では確認できなかった。

バスはほぼ東北本線沿いに北上する。寄り道するのはJR岡本駅宝積寺駅前と鉄道駅ばかり。バス停間隔も広く、昭和のころの中長距離を走る路線バスを髣髴させる。乗降がないため時間に余裕があるのだろう、駅に経由した際は時間調整の停車もあった。氏家駅での次のバスの乗り継ぎが5分しかないので計画時は不安だったが、バスダイヤを見る限り宇都宮からのこのバスがそのまま次の行先になりそうだったので、あまり心配はしていない*3。予想通り、氏家駅でバスを降りると、乗ってきたバスの行き先が次乗るバスの行き先に変わった。再度同じバスに乗り込んだのは言うまでもない。


*1:JR岡本駅までは時間1本のペースで運行されているが、そこから先へ進むのは今回乗車するバスが唯一となる。

*2:関東自動車のサイトにある路線図でも、旧東野交通の路線図は別掲示(図式も異なる)だったり、原則平日を土曜ダイヤで運行している例外が旧東野交通エリア那須・大田原地区)だったり、そもそもバスの車体に東野交通のロゴが残っていたり(上記写真参照)する。

*3:事前に関東自動車のバスロケーションシステムで、氏家到着後に次のバスが待機中になることを確認していたせいもある。