2023.05.31-06.02 標高差2,720m 28

2023.06.01[Thu]
森宮野原駅《標高289.8m》11:50*1→栄村豊栄(フランセーズ悠さかえ)12:04*2*3
栄村 かたくり号 水内線、¥300、4.9km

森宮野原駅にて
栄村 かたくり号 水内線

ここからは直前に予約した乗合タクシーで先へ向かう。駅前のベンチで食休みをしているとタクシーがやってきたので乗り込む。運行は森宮交通、乗り継ぎ待ちで散策した際にも見かけたタクシー会社だ。「同乗者がおりますので1か所寄っていきます」とのこと、だから早めに来たのかもしれない。動き出すとすぐにヤマザキYショップの駐車場で小休止。買い物袋をいくつか持ったお年寄りが乗車する。以降は国道117号を西進する。

あらかじめ降車場所として伝えておいたのは特別養護老人ホームだ。前回似たような交通機関を利用した際、目的地*4がはっきりした場所(建物や人家があるなど)でないとまずいということを学習していたので、進みたい方向に近い建造物を指定した。本来なら自治体の境にある「明石大橋のたもと」といった指定ができれば良かったのだが、それで話がややこしくなるのは避けたかったのでそうした。もしかしたらこの「かたくり号」なら可能だったのかもしれないが、土日祝日限定のデマンド交通には戸口から戸口までが原則となりますともあったので冒険はしなかった。

タクシーは10分ほど走り、てらいのないルートで当方の指定した目的地に到着し、白鳥方面へと去っていった。ここからは徒歩となる。

2023.06.01[Thu]
栄村豊栄…明石/徒歩、1.4km

栄村と野沢温泉村の村境にある橋
千曲川に架かる明石大橋

栄村のかたくり号が日に2本、この先で乗るコミュニティバスが1日3本と極小の運行本数の中、乗り継ぎが奇跡的に良いタイミングを徒歩で繋ぐ。ただ、タイミングが良すぎるので、油断してのんびり歩いていると乗り遅れる危険もあるので*5、しっかりと歩を進める。

路上にはなぜか割れたクルミの殻が多く散らばっている。そういえば栄村を散策していたときに丸いものを咥えたカラスを見かけたが、カラスが路面に落として殻を割り、中身を食べたりしているのかもしれない。ただ、アスファルトに落としたくらいで割れるものなのだろうか。以前「車にクルミを踏ませて割るカラス」の話は聞いたことがあるが、その類いだろうか。どういった理由なのかははっきりとしないが、とにかく路上にあったクルミは割れていて、中身はくり抜かれていた。

明石大橋*6千曲川に架橋されており、信濃川時代から通じて10度目の渡渉、徒歩で越えるのは初めてとなる。野沢温泉村に入るとすぐに右手にある集落が明石だ。10数戸ほどの家並みを抜けて諏訪社へ向かうと、鳥居の前にある小屋にバスの時刻表が貼られていた。徒歩の所要時間は13分ほど、バスの出発予定時刻まで8分あり、乗り継ぎには成功したようだ。

小屋のガラス窓にバスの時刻表が掲示されている
明石バス停


*1:実際の乗車時刻を記載。ちなみに水内線の森の出発時刻は11:55。

*2:実際の到着時刻を記載。ちなみに時刻表上では、近隣と思われる平滝の時刻が12:05となっていた。

*3:目的地の異なる利用者が同乗していたため、どこまで行ったかは不明。

*4:今のところ未経験で推測となるが、おそらく出発地もそうだろう。

*5:更に言うと、次に乗るバスは最終バスなので、乗り遅れたら途方に暮れるしかない。

*6:橋名板には「あかいしおおはし」と書かれていた。