2023.05.01-02 標高差2,720m 16

ここからは路線バスはないので、胎内市が運行する予約制の乗り合いタクシーを利用する。まあ、「乗り合い」ということなのでバスみたいなものだ。

2023.05.01[Mon]
JR坂町駅《標高10.3m》13:00*1→JR中条駅(のれんす号待合室)13:05*2
胎内市 予約制のりあい自動車「のれんす号」 乙エリア、¥300、10.0km

JR坂町駅にて
胎内市 のれんす号 乙エリア(右側のタクシー)*3

予約した際は乗車・降車場所*4と日時と氏名を確認された*5JR坂町駅に到着したのは出発の15分前だったので*6しばらく写真を撮ったり駅を眺めたりしていたら、「○○さんですか?」とタクシーの運転手に声をかけられ乗車となった*7。タクシーには「のれんす号」のマグネットが貼られており、これが目印となるとも聞いた。

乗車した便は他の利用者がいなかったため、どこも経由することなく乗り継ぎポイントのJR中条駅*8へと運ばれる。感覚としては定額・低額の運賃でタクシーを利用した気分だ。タクシーの運転手ということで話題は豊富で、降りるまで話は尽きなかった。

運賃以外はタクシー利用の気持ちのまま、JR中条駅へと到着する。到着時間は13時5分頃、このあたりもタクシーの運転手らしく「早く着くことが美徳」みたいな走行であったが、こちらは乗り継ぎ待ちなので、早く着いたところで大したメリットはなく待ち時間が増えるだけだ。中条駅にはかつて走っていた路線バスのバス停が残っていた。行き先を見ると「新発田」の文字もあり、これがあれば今回の行程も幾分か楽になっただろうになんて想像した。

中条駅にて
今はもうやって来ないバスのりば


*1:実際の出発時間は12:48ごろ。

*2:乗り合いタクシーの特性上、到着予定時間は存在しないので、ここでは実際の到着時間を記載する。

*3:後部ドアに「のれんす号」のマグネットが貼られている。

*4:その際、場所は人家を含む建物を指定するよう促された。どうも予約時に運行システムに場所を登録する必要があるようだ。

*5:加えて、初回利用であることが記録されていた。

*6:予約の際は「遅くとも10分前には乗車場所で待機してください」と案内されている。

*7:その運転手いわく、「通常は声をかけず、時間になったらいなくても出発する」とのこと。

*8:ただし、JR坂町駅12:00および16:30発ののれんす号であれば、この後の目的地まで乗り換えなしで進めたようだ。