2023.05.01-02 標高差2,720m 17

以前立てた計画では、このあたりを午前中に通過する予定だったので、中条からは海側を抜けて新発田へと向かうルート*1で考えていたが、新発田側の終バスが13時台なので今回は無理。なので今回は山側を抜けるルートで繋ぐことになった。

2023.05.01[Mon]
JR中条駅(のれんす号待合室)《標高18.0m》13:45*2胎内市坂井(里の駅いちべえ)14:08*3*4
胎内市 予約制のりあい自動車「のれんす号」 黒川エリア、¥0*5、12.8km

JR中条駅にて
中条駅のれんす号のりば

JR中条駅にはのれんす号専用の乗り場がある。付近を徘徊して駅に戻ってきたとき、そこでおばあさん2人がのれんす号を待っていた。そして13時30分になるとそれぞれが別のタクシーに乗って出発していく。のれんす号には3つのエリアがあり、このタイミングではここまで乗ってきた乙エリアと前述のサンセット中条がある中条築地エリアののれんす号が出ていった。自分が利用する黒川エリアののれんす号は13時45分となっていたので、坂町駅から乗ったのれんす号の運転手のいいつけ通り15分前からベンチで待つが、なかなかやってこない。ふじタクシーと中条タクシーがのれんす号になるとその運転手から聞いていて、2社とも駅前でタクシーとして待機しているが、それらがのれんす号に化ける様子もない*6。だんだん不安になってくるが、中心市街地エリア出発は時間通りなんだろうとのんびり構えていると、ほぼオンタイムでワンボックス車がやってきた。

すでに乗客が1人いる車内に乗り込んで出発。「運賃は……ああ、乗り継ぎかい」*7「そばでも食べに行くのかな」と声掛けされるが、ほかの乗客もいる中で「バスを乗り継いでます」とも言えず曖昧な返事をする。目的地は里の駅いちべえ、「いちべえ」がどんな施設かよく分かっていないが、蕎麦が有名なんだろうか*8。予約時は地区名で通すつもりだったが、目的地を明確にするようお願いされたため、国道から坂井集落へ入っていく道の角にあった里の駅いちべえを指定しただけで、その場所に用があるわけでもない。ただ、その意図を説明し理解してもらうには相当難易度が高いように思えたので、それ以上は何も伝えなかった。

しばらくは来た道を戻り、坂町からの道と分かれてからは胎内川を遡ってのれんす号は進む。国道290号に入ると目的地はすぐ。駐車場わきに「南俣バス待合所」と書かれた待合室があるいちべえに到着し、自分を降ろしたのれんす号は来た道を戻っていった。

胎内市坂井にて
里の駅いちべえ到着直後ののれんす号*9

ここから新発田市域までは歩いて進む。

2023.05.01[Mon]
胎内市坂井《標高92.7m》…上荒沢/徒歩、2.1km

胎内市坂井にて
残雪の山々と国道290号

距離はそれほどでもないが市境を越えることから上り坂がきついのではと想像していた。が、予想に反してほとんどが下り、市境を越えた後にあった上りも大したことはなかった。ルートは国道290号をたどるだけであまり面白味はない。道路に歩道はないが、両側とも路肩は広くあり、横を車が通過しても怖さはない。30分ほどかけてのんびり歩き、新発田市の上荒沢へと到着した。


*1:のれんす号を「塩の道温泉サンセット中条」に向かわせて温泉で時間をつぶし、藤崎浜へ歩いてから新発田までバスで移動するコース。

*2:実際の運行もほぼ同時刻に出発。

*3:実際の到着時間を掲示

*4:乗車場所と目的地の異なる利用者が同乗していたが、どこから乗ったか、およびどこまで行ったかは不明。

*5:のれんす号を乗り継ぐ場合、後続車両では運賃がかからない。

*6:13:30発ののれんす号は、2台とも待機していたタクシーが「のれんす化」した。

*7:前掲注のとおり、のれんす号乗り継ぎの際は運賃不要。

*8:Google Mapの情報から、日曜日のみ野菜を売る店と認識していた。

*9:前ドアに「黒川」と書かれており、黒川エリアののれんす号であることを示している。