標高2716mバス停
良い天気のときに来れたのは良かった。前回来たときに運休だったのにはけっこうへこんだが、やり直した結果が好天なら不満はない。このバス停、降車専用バス停のため、降車時には「帰りのバスは止まりませんのでご注意ください」と車掌から声を掛けられながらの降車となった。降りたのは自分だけ。トイレなどに用がなく、すぐにでも登り出したい人はここで降りた方が便利そうだが、そういった人はいなかった。
標高2716mバス停 拡大
バスが鶴ヶ池を迂回しながら畳平へと向かう姿を横目に見つつ、バス停の写真を撮る。バス停はライチョウがくり抜かれた特別なデザインとなっていた。通常は時刻表が掲示されるスペースには、(降車専用バス停ということもあり)標高と「ご来光絶景ポイント」などが書かれていた。記念撮影用だろうか、日付がセットされていたが、毎日誰が変えているのか気になるところだ。根元は地面に埋め込まれていたが、相当深く押し込まれているのに違いない。バス停の面は南北を向いていた。これは、峠上の場所にあるバス停ということもあり、バス停の面が風の流れと平行になるように配置してそうな感じだ。位置的には岐阜県側にあるようだが、こういう場合、バス停設置時に濃飛バスとかにお伺いを立てるんだろうか、なんてことも気になった*1。
2023.07.23[Sun]
標高2716m《標高2715.8m》…乗鞍山頂(畳平)/徒歩、0.5km
標高2716mバス停方向から見た畳平
一通り記録を終えたのち、畳平へと向かう。のんびり歩きながら畳平の駐車場に着くと、折り返しのバスが出て行くところで、利用者は5人くらいだった。さすがにこの時間に山を下りる人は少ないようだ。1時間後も同じくらいだろう。早い時間に来て正解だったと思う。
乗鞍山頂(畳平)バス停
畳平のバス停デザインはカモシカがあしらわれていた。空を見上げるとたくさんのイワツバメが高速で舞い、ときどきホシガラスを飛んでいく。さすがに標高が高いだけあって、下界で見かけるような鳥は皆無だ。天気が良いのでお花畑にも行こうかと思ったが、木道整備中となっていたのでまたの機会にした。現在、乗鞍スカイライン方面*2が通行止で畳平を通り抜けるルートが利用できないため、この後は元来た道を戻るしかない。岐阜県方面への道路が復旧したら、こりゃもう1回こないといかんな、今度はご来光も眺めたいし、なんてことをバスを待ちながら思った。
閉鎖中の畳平バス乗車券売り場