2023.05.31-06.02 標高差2,720m 27

2023.06.01[Thu]
湯沢車庫前(発)~津南《標高235.6m》08:04→森宮野原駅前08:20
南越後観光バス 森宮野原駅=津南=山崎=清津峡=越後湯沢駅線、¥340、8.1km

津南にて
南越後観光バス 森宮野原駅前行

続いてのバスは越後湯沢からのもの。津南では10人ほどの生徒を降ろしつつの乗車となるが、整理券が出てこない。しばらく躊躇していると「整理券は出ません。そのままご乗車ください」と運転士の声。現金の利用者が少ないから止めているのかもしれない。確かに通学生にむやみやたらと取られても困るだろうし。

乗車して席に着くと、生徒と運転士との間で何かやり取りをしている。どうも定期と財布を忘れてきたらしい。「この間もそうだったじゃないか」「(バスを降りて待っている人を指して)以前はあの人です」みたいなやり取りがあった後、次回利用時に支払うことで開放となった。こんなやり取り、目撃したのは久しぶりだ。わざとではないにせよ、結果的に無賃乗車であるわけだから運転士からの当たりはきつくなるのは仕方がない。ただ、こういう時用に使う非常用現金とか、自分が高校生のころは鞄の底に入れていたけどなあ、なんて思ったりもした。

乗客は自分だけで津南を出発、利用者の増減はないまま終点の森宮野原駅と到着した。ルートも特筆すべきことはなく、あるとすれば信濃川越えが1回増えた程度。森宮野原駅は長野県なので、信濃川を越えた回数は全9回で確定となった。もちろん、名前が千曲川となった元信濃川にこの先も沿い続けることになるわけだが。

ここでは3時間30分ほどの待機が必要になる*1。しばらくは折り返すバスの出発を眺めたり、飯山方面へ向かうディーゼルカーを見送ったりしたが、バス・鉄道ともにこの後の数時間は空白だったので、付近を散策した。栄村震災復興祈念館を観たり、道の駅 信越さかえでソフトクリームを食べたり、駅へ戻って森宮野原駅交流館で昼食*2したりなどして過ごした。

栄中学校前にて
道の駅信越さかえと栄中学校前バス停


*1:この先の接続を無視すればそんなに待たなくても良いのだが、進んだ先には輪をかけて何もなさそうだったので、待ち時間をここに集約した次第だ。

*2:釜玉うどんとお惣菜バイキングで700円。なお、ウェブサイトにはランチ営業は11:00スタートと書かれているが、実際は11:30なので注意。