2023.05.01-02 標高差2,720m 19

2023.05.01[Mon]
新発田営業所(発)~新発田駅前《標高12.7m》16:05→新潟駅前17:14~万代シティ(行)
新潟交通観光バス [E46]大形線、¥660、25.5km

新潟駅前にて
新潟交通観光バス 万代シティ行

まだ時間は早いが、この日最後のバスに乗る。雲が厚くなるだけでなく風も強くなってきて、雨になるのも時間の問題のように感じたが、なんとか雨になる前にバスに乗車することができる。運転士の対応は非常に丁寧*1。さすが新潟交通だ……なんて思ったが、よく考えたらこの路線は新潟交通観光バスの運行、府屋中町以降何度も乗りこなしてきた電光運賃表非装備の会社だった。さすがにこのバスは新潟市中心部に乗り入れるからか、その辺の装備はしっかりしていたが。

新発田駅からは2人が乗車し、乗客3人で出発する。新発田駅前の商店街は賑やかで、令和の地方商店街とは思えない光景だった。雪国ということもあって歩道には屋根がついていて、それのせいで賑やかに見えるのかと勘繰るが、同じく屋根のあった鶴岡ではそうでもなかったな、なんて思い返す。新発田だけが例外なんだろうとこのときは結論づけたが、この後新潟県内でいくつも「賑やか商店街」を見るにあたって、新潟県の特異性みたいなものを感じるようになってくる。

細かい乗降を繰り返して進む中、とうとう新栄町で雨が降り始めた。その後の中央高校前で高校生が7人乗車して車内がちょっと混み合うが、皆ドアより後ろの座席に乗車し、前半分に乗客が全くいない状態になった。お年寄りは基本前の方に座りがちなので、つまりは年配の人が乗ってないということになる。さすがにその状態はすぐに解消したが、利用者は全区間にわたって若い人が多かったように思う。

掘割からは早くも新潟市内。その次の笠柳バス停からは連続して乗降が発生し尾山まで8連続停車となり、ここまでで中央高校前から乗った高校生はいなくなる。阿賀野川を越えると一気に人家が増えてきて、新潟市内に入ったことを実感する。また雨もいつの間にか止んでいた。イオン新潟東店最寄りの大形本町三丁目で最後の新発田からの利用者が降車し、通しの利用は自分だけになる。まあ、鉄道を使えば早くて安いので、通して乗る意味があるのは酔狂なマニアだけだ。新潟駅直前で25人の利用者があったが、そのほとんどがここで降車した。

まだこの先に進むバスはあるが、進んだ先で宿が押さえられなかったので、本日は新潟市で宿泊となる。泊まった宿の近くに日本酒の品揃えが良い飲み屋があって、美味しい肴と日本酒のおかげですぐに沈没してしまった。


標高差2,720m 5/1のまとめ

日付 区間 路線バス 徒歩距離
本数 運賃 走行距離
2023.04.21 [Fri] 大潟富士 → 本荘営業所 3本 ¥2,250 92.1km -
2023.04.22 [Sat] 本荘営業所 → 府屋中町 5本 ¥3,990 151.9km 4.9km
2023.04.23 [Sun] 府屋中町 → 村上駅 3本 ¥1,570 48.2km 1.7km
2023.05.01 [Mon] 村上駅前 → 新潟駅 6本 ¥2,330 103.1km 2.1km
累計 4日 17本 ¥10,140 395.3km 8.7km

*1:例えば座席が空いているにもかかわらず立ち続ける乗客に、非常に丁寧な言葉で着席を促していたり、降車ボタンを押されたときは停車直前まで立ち上がらないよう注意したりなど。