次のバスで朝日町へ入る。あさひまちバスは、このブログを始める前にらくち~のやまいぶんKANを巡ったときに利用したことがある。たしか地鉄の株主優待券をもらったので、それを利用するためにでっち上げた目的地だったはず。今思うとそのころからバス好きの芽は出てきていたのかもしれない。らくち~のは温泉ではないけど、露天風呂の開放感が優れていたのを覚えている。
2021.05.06[Thu]
宇奈月市民サービスセンター15:34→泊駅前16:03
朝日町 あさひまちバス [E]愛本線、¥200、14.5km
朝日町 あさひまちバス 泊駅前行
やってきたバスに乗車すると、「運賃は先払いです」と告げられる。運賃箱には「後払い」と書かれているが、自動ドアの入り口付近には「乗るとき」と書かれていた。なかなか分かりにくい。座席配置は「4-3-3-2」で*1、南砺市のなんバスと同じ配列。放送・降車ボタンはなさそうなので、運賃を支払う際に駅で降りる旨を伝えた。
バスは愛本からほぼ真北を目指す。旧北国街道沿いということもあって人家の多いルートだが、すでに主のいなそうな建物も多い。傾きかけた陽が田んぼの水面に反射して、季節感あふれる眺めとなるが、眩しいことこの上ない。
しばらくは黒部市、その後は入善町内を進む。最初の乗客は入善町にある上今江であり、また下今江でもあった。その後朝日町へと入るが、運行主体である朝日町からの利用者はないままあさひ総合病院前へと進む。
病院を経由したのちの北銀角*2で1人乗車。ようやく朝日町内からの利用者が現れるが、他の乗客も含めてすべてが終点直前のアスカ・アゼリア前で降車する。このバスの利用者は延べ6人、割と利用されているように思う。呉東地域におけるコミュニティバスの利用状況を総じて言えば、どの自治体のバスもけっこう利用されていたように感じた。この状態が維持されることを願ってやまない。
泊駅にあったバス運行情報表示
終点の泊駅前に1人降り立つ。1月ぶりの来訪、ゆえに景色の変化は感じられない。乗ってきたバスは回送されずにそのまま待機している。そういえば次のバスはここまでと同じバス、朝日町の時刻表にそんなことが書いてあったっけ、なんて思い出す*3。
*1:これまで同様、最後部の列から順に書いている。
*2:乗車したバスは北銀角を2回通過する。
*3:朝日町の時刻表[pdf]には「次便」の欄があり、乗車したバスが次にどの路線に入るかが分かるようになっている。