食事を終えて吉永病院に戻るが、次のバスまでまだ1時間以上ある。暇なので病院周辺を散歩していると、見慣れた備前市カラーのバスではない、緑色のバスがやってきたので慌てて病院へと戻る。まだ出発まで30分あるとはいえ、バス停前にバスが来てしまうとどうも落ち着かない。以降はバス停横にあるベンチでドアが開くのをぼーっと待つことに。
2018.05.03[Thu]
吉永病院13:42→イオン赤穂店14:41
東備西播定住自立圏形成推進協議会 ていじゅうろう 備前ルート、¥200、28.9km
「東備西播定住自立圏形成推進協議会」、長い名前だが、この県域を越えた協議会のおかげでバスによる兵庫県への移動が可能になる。日曜と年末年始は運休だそうだが、イオン行なのでむしろ日曜日に運行したほうが利用者が出るようにも思える。ただ、日曜日の利用者は高校生以下の児童・生徒ばかりになるだろうけど。
出発直前まで曇っていたが、バスが動き出してすぐに日差しが差し込んでくる。病院からの利用者は自分を入れて3人。結局、途中乗降はまったくなく、イオン赤穂店まで乗客の変化はなかった。備前市内はこまめに集落へ寄り道し、一部区間ではフリー乗降区間も設定されているが*1、乗客はなし。午後の便とはいえ、イオンに2時間滞在できるのにこの利用状況だと継続は厳しいように思える。
備前市域ではバス停が多く、三石出張所での時間調整停車もあったが、県境を越えると一転してバス停はまばらになり、快調に進むようになる。道路沿いに集落がないからという理由もあるが、いくつかある集落を抜けるときもバス停は1つ。バスの営業エリアのからみがあるのかもしれないが、どこの自治体が熱心なのか分かりやすいとも言える。赤穂市街地に入ると、赤穂市民病院を経由するためずいぶんと回り道をした後にイオン赤穂店へ到着。200円でここまで来れるのはずいぶんお得だとは思うけど、利用実態は寂しいばかりだった。