三才駅からのルートはいくつか想定していて、ひとつ前のバスが万が一早着したら三才駅始発の64系統マユミダ三才線*1、それが無理なら県道沿いにあるバス停から2分後に出る63系統の三才線*2、それに間に合わなければ反対方向へ向かう161系統柳原行*3に乗って柳原で長野駅行に乗り継ぐといった塩梅だ。定時到着だったのですでに64系統の姿はなかったが、63系統はまだ余地のあるタイミング。県道を覗くとバスを待つ人の姿が見えたのでバス停まで猛ダッシュ、途中バスに追い抜かれたが何とか間に合った。というわけで、次善の案で長野駅へと向かう。
2023.06.02[Fri]
柳原(発)~三才駅《標高347.1m》09:13→長野駅09:49
長電バス [63]三才線、¥560、8.8km
三才駅が最初の乗客だったようで、2人が乗り込んでバスは出発。鉄道の計画運休*4の状況が気になるが、ひとまず長野駅に出れば詳細が分かるだろう、ということでそこまでは予定通り計画を進める。しばらく進むと徳間小学校あたりから前を走る64系統の続行となる。三才駅を先発したマユミダ三才線だ。経由地が違うため、続行区間は稲田北までのわずかな区間だったが、混雑が落ち着いた朝ラッシュ後に同じ長野駅行を連続して運行する理由はよく分からなかった。運用上の都合だろうか。
ここまで長電バスを数本乗ってきておきながら、整理券番号9番が飛び番運用になっていることに、このバスの運賃表を見てようやく気づく。これまでも抜けはあったが「経由地違いかなにかのせいだろう」くらいにしか思っていなかった。整理券の6と9については工夫を凝らしているバス会社は多く、長電バスのように使わないようにしている会社もあれば、数字に下線を付加する、さらには「九」と漢字で表記する場合など、対応は様々だ。自分の住む地域ではそういった対策はいっさい行われていないので、こういう対策に至った時期や経緯などが気になってくる。
しばらく進んだ宇木で時間調整のため3分停車する。イオンタウン至近のバス停で、アルピコ交通の路線もある大きめのバス停だ。ここ以降からの利用者が今回乗車した時間帯では一番多かった。乗客は上松東が最後、以降はぽつぽつと降車が続いて終点の長野駅まで利用したのは3人だけだった。