2023.04.20-23 標高差2,720m 6

現在の酒田駅前バス停
酒田駅前バス乗り場(新)

酒田駅では2時間の待ちとなる。先ほどのバスで行けるところまで、すなわち鶴岡の庄内観光物産館まで進む手もあったが、その先の乗り継ぎがあまり良くなく、最終的には一緒になりそうだったので酒田での待ちとした。とりあえず駅へ行ってNewDaysで朝食を購入して待合室で済ます。その後、周辺を散歩して過ごすが、旧酒田駅前のバス停を「ここが昔の庄交ターミナルか」と勘違いして旧庄交ターミナルまで足を延ばさなかったことに後悔している。

かつての酒田駅前バス停
酒田駅前バス乗り場(旧)

まだ朝も早く、見てまわれるような施設も開いてない状況なので、新しい酒田駅のバス待合室で日向ぼっこしながら待ち時間をまったり過ごす。仙台や山形方面の高速バスが出るたびに待ち人が入れ替わり、想像していたよりもにぎやかだ。9時になると庄交バスの窓口が開いたので、shoko chericaを購入した。

2023.04.22[Sat]
ゆたか1丁目(発)~酒田駅前《標高2.9m》09:46→イオンモール三川10:28
庄内交通 [014]、¥500、17.6km

酒田駅前にて
庄内交通 イオンモール三川行

2時間ぶりのバスは、山形県内に入ったこともあり庄内交通となる。酒田駅は7人の乗客で出発、ICカード利用者は自分だけだった。これは、おそらくだが酒田市内のバスがほぼ酒田市直営*1となり、庄内交通の路線が鶴岡酒田線と庄内空港線だけになったことが大きいような気がしている*2。実際、庄内交通の路線が複数ある鶴岡では、ICカード利用率は半分くらいはあったので、酒田市内では少数派となった庄内交通用のICカードをわざわざ作る人は少ないものと推察する。

酒田市内は逆コの字状に巡回する。自動音声は人工音声、運転士は運転・アナウンスともに丁寧で、これは今後乗車する庄内交通のバスでも共通していた。空は相変わらず青く、風があるものの良い天気。酒田でも洗車場は盛況で、どこも洗車を待つ車が列をなしていた。車が汚れていてもあまり気にならないたちなので、つい奇異の目で見てしまうが、今年の黄砂は富山でも多いと感じているので、気になる人は嫌なのだろう。

バスはイオンモール三川行だが、その前にイオン酒田南も経由する。ここで路線最後の乗降があって、以降はイオンモール三川まで乗客の変化はなかった*3。その後日本海総合病院にも寄り道してから国道7号へ入り*4、後は道なりでイオンモールを目指す。終点の1つ手前の広野バス停を通過したのち、「まだ3つくらいはバス停があるだろう」くらいの距離*5で「次は終点、イオンモール三川です」の案内が流れたのにはちょっと驚いた。バイパス的な雰囲気の国道ゆえ利用者が少なそうだとは思うけど、バス停なしの区間にしてはちょっと長すぎるように思った。

イオンモール三川にて
イオンモール三川到着直後の庄内交通バス


*1:酒田市のバスではshoko chericaは利用できない。

*2:路線廃止の案内は「令和4年7月31日酒田管内路線の廃止・令和4年8月1日酒田駅前BS位置変更について|お知らせ|庄内交通」を参照した。

*3:なお、イオン酒田南からイオンモール三川までというイオンを梯子する利用者がいた。イオン推しの人なのかイオン関係者なのかは分からなかった。

*4:正確に言えばイオン酒田南へ入る際に若干酒田方面へ走行しているので、国道7号は2度目の走行となる。

*5:見えた「AEON」の看板から判断。