2023.04.20-23 標高差2,720m 1

特急から降りてもタクシーが待機していなかったのはちょっと意外だったが、タクシーを呼んで今回のスタート地点へと向かう。

2023.04.21[Fri]
八郎潟駅→大潟富士/湖東タクシー、¥3,010、8.0km

車内では黄砂の話と大潟村の桜並木の渋滞についてで盛り上がる。渋滞については、路上駐車だらけになって大潟村から出るのに1時間くらいかかるとか。桜はすでにほとんど散ってしまった後で渋滞はしていなかったが、満開の桜が見れないのはちょっと残念だ*1

大潟富士
大潟富士

大潟富士には数人の観光客が海面下の眺めを楽しんでいた。また、道端にはババヘラ*2まで出店している。憧れのアイスで一度は食べてみたいと思っているが、これからしばらくバスに乗り続けなければならない。どちらかというとお腹が弱い方なので、冷たいものを入れて下しては大変だ。今回は涙を呑んであきらめる。

ということで、(自分が調べた限りでは*3)地上にあるもっとも標高の低いバス停であると当時は考えていた「大潟富士」に到着した。ここから国内最高地点にあるバス停「標高2716m」までバスを乗り継いでいきたい。ルールは高速道を走行するバスへの乗車はNG、予約が必要なバスは万人が利用可能ならOK、バスがなければ歩くのもあり、といった程度の緩めな縛りで進むつもりだ。

なお、最低所バス停を気にしていた人は自分以外にもいらっしゃったようで、「kamiyabe.com」というサイトにて「日本一海抜が低い地点にあるバス停」として大潟富士バス停が取り上げられていた。他の方から同様の指摘があったということで、大潟富士バス停を最低所バス停と認定してもよさそうだが、wikipediaに記載できるレベルの典拠がほしいところ。また地下も含めた最低地点バス停も気になるが、さすがに調べている人はいないだろう。


《2023.8.24追記》

その後の再調査で大潟富士バス停よりも標高の低いバス停を確認している。詳細は「最低所バス停について再度調べてみる」を参照してほしい。


さて、しばらくはバス停を撮影したりババヘラ売りのおばちゃんと話をしたりで過ごしたが、バスの時間が近づいたのでバス停反対側*4で1本目となるバスを待った。

大潟富士にて
大潟富士バス停と菜の花ロード



*1:前回訪問時は4/17で散り始めだったので、散るタイミングは例年通りだった可能性が高い。

*2:秋田名物。wikipedia:ババヘラが詳しい。

*3:後述するが、このときはそう思っていた。当時の調査については「最高所・最低所バス停について調べてみる」を参照。

*4:大潟富士は片側(大潟村方向)にしかバス停がない。通常、こういう場合は、反対側の同じ位置でバスを待つのがルール。ちなみに片側にしかバス停がないのか、それともあるはずのバス停が見つけられてないのかを判別するには、既知のバス停に掲示された時刻表を見れば分かる(両方向の時刻表が書かれていれば前者、そうでなければ後者)。