2021.08.08-14 富山県内のバスに乗る26

写真には8台のバスしかいない
室堂駐車場

室堂ターミナルの外に出ると、気温は13度、半袖で来るところではない。周りを見るとコンビニ傘とトートバッグだけの人なんて皆無で、基本的には登山の格好をした人ばかり*1有峰バスの折立とほぼ同じ状況だ。雨はないが厚い雲が立ち込めていて、周囲の山すら見えない。もちろん寒さもひとしおなので、さっさとターミナル内へと戻る。昼食の時間なので、何か食べようかと巡るが、立ち食いそばの値段と混み方にうんざりして、下界で購入しておいた総菜パンで空腹を満たす。

次のバスまでは時間があるので、建物内をふらふらしていたが、気づくと行列が伸びつつあったので、立山までの切符を買ってさっさと行列に並んでおくことにする。

2021.08.12[Thu]
室堂12:40→美女平13:30
立山黒部貫光 立山高原バス、¥2,200、22.3km

室堂にて
立山黒部貫光 美女平行

室堂は30年近く前に1度来たきりだったので、帰りのバスは昔乗ったバスをイメージしていたが、けっこう新しいバスがきてびっくりした。座席も革シートでなんとなく豪華だ*2。けっこう早めに並んだおかげで、直行バスの1号車に乗車できた。あまり深く考えずに前の方の空いた席に陣取ったが、来るときは左側に座ったのに今回は右側に座ってしまう。つまり、結局は同じ眺めを見る羽目になる。

9割くらいの着席率でドアが閉まって出発する。乗車直前でバスを待っていた人は総勢100人くらいはいたような気がするので、おそらくバスは各停便も入れて3台体制で出発したようだ。1号車ということで、時間早めに出発となったので、この先の乗り継ぎもスムースにいきそうだ。

来るときの同じ側の座席にしたせいか、朝早くから移動したせいか、それとも座席の座り心地が良すぎたせいなのか、弥陀ヶ原あたりで寝てしまい、気づいたのは滝見台を過ぎたあたり。すぐに美女平で、速足でケーブルカーに乗り継ぐ。

2021.08.12[Thu]
美女平13:20→立山駅13:27 立山ケーブルカー立山黒部貫光、¥960

美女平にて
立山ケーブルカー 立山駅行

ケーブルカーはすぐの発車で、係員に急かされながら乗り込む。混んではいたが座席にありつけたので、くつろぎながら景色を眺める。想定よりも早い下山となり、1本早い立山線の電車に間に合う時間に降りてこれたが、先を急いでもあまり意味がないので、立山到着後は食事などをしてのんびり過ごす。立山カルデラ砂防博物館にも寄るが、思ったよりボリュームがあってすべて見切れなかった。またの機会に再訪したい。

2021.08.12[Thu]
立山14:29→寺田15:14 立山線、富山地方鉄道、¥1,430(1,290)

立山にて
地鉄立山電鉄富山

立山からは電車を乗り継いで黒部へと戻る。乗客は観光客ばかりで、地場の乗客は芦峅寺と五百石くらいしかいなかった。つまり、立山から乗客の変化がほとんどないということになる。4割くらいの乗車率だったので、観光客がいなければガラガラなのか、なんて考えるとぞっとする。

2021.08.12[Thu]
寺田15:17→滑川15:43 本線、富山地方鉄道

寺田にて
地鉄本線 宇奈月温泉

寺田で宇奈月温泉行に乗り換えて滑川まで乗車する。上市から「空手道」と書かれたジャージの人たちが乗車してきたが、どうもインターハイ関係者だったようだ*3。そういえば昨日(8/11)の富山駅で卓球部っぽい一群*4を見かけたが、それもインターハイらしい*5。人の集まるイベントをこのタイミングでやるのは云々と否定的にとらえる向きもあるかもしれないが、オリンピックが実施されたのならインターハイをやっても問題はないのだろうなあなんて思う。

2021.08.12[Thu]
滑川15:55→黒部16:08あいの風とやま鉄道線、¥280

滑川にて
あいの風とやま鉄道線 泊行

滑川であいの風とやま鉄道線に乗り換えて黒部へと向かう。滑川ではなぜか2番線に到着した電車に乗る。あいの風ではたまにあるみたい*6だが、追い越しがあるわけではないのに、待避線で乗降するのはどういった理由なのか気になるところだ。


*1:あとはキャリーバッグを転がす観光客が数人いた程度。

*2:おそらく座席が汚れたときの手入れのしやすさからそうしたのだと思う。

*3:空手道のインターハイ8/12から上市町で行われていたとのこと。

*4:nittakuのロゴが入ったバッグを持っていたので、間違いないだろう。

*5:卓球の会場は富山市だった。

*6:後日、東富山でも遭遇した。