岩瀬浜の駅前には、利用者を迎えに来たと思われる車が停車していた。そこはフィーダーバスの乗降場なのになあ、と思っていると、水橋からバスが到着し自動車を追い出す。ただ、その自動車、どうしても屋根のあるところで迎えたいらしく、ロータリーを半周してフィーダーバスの後ろにつける。これで問題は解決かと思いきや、フィーダーバスの車両が交代になるらしく、構内へもう1台がやってきた。バスに挟まれた自家用車、それでもその場所を死守しようとする自家用車。そんな低レベルな陣取り合戦を眺めているうちに、ポートラムが到着したので乗り込んだ。
2021.08.13[Fri]
岩瀬浜11:46→蓮町11:51 市電富山港線、富山地方鉄道、¥210(180)
先ほど乗った富岩水上ラインのチケットには、市電の片道利用券が付属していたが、岩瀬浜からの利用でフィーダーバスの乗り継ぎ割引が効くのかどうか気になったので、えこまいかで乗車する*1。富山港線は15分間隔で運行されていて、この後の電車でも同時刻接続でフィーダーバスに乗り継げそうな気もしたが、さすがに不安を感じて先行する電車で蓮町に向かった。
蓮町で降りて、フィーダーバスを待つ。四方・草島ルートのフィーダーバスには以前も乗車しているが*2、四方から出るバスの終点が延長されているので、今回はそれに乗り継ぐ目的での利用だ。まあ、ちてつ四方を経由するフィーダーバスは四方行だけ、という理由もあるけれど。
富山駅からの市電が出発した直後にフィーダーバスはやってきた。つまり、フィーダーバスからの岩瀬浜方面への乗り継ぎは15分は待つことになる*3。
2021.08.13[Fri]
蓮町12:06→四方神明町12:17
富山市 フィーダーバス 四方・草島ルート、¥210(100)、4.3km
フィーダーバス 四方神明町行
蓮町に到着したバスから2人が降りる。バスに乗り込むと若干新車の匂いがしたので、まだ新しい車体なのかもしれない。乗客は2人で四方へと向かうことになる。蓮町駅の踏切が鳴り、富山駅方面へ向かう市電が踏切を通過して蓮町のホームに滑り込む、そんなタイミングでバスはドアクローズ。やはり同時刻での接続はとっていないようだ。
バスは荻浦橋を渡って四方へ。もう1人の利用者は南町で降車する。バスはちてつ四方を経由して四方神明町に到着する。なお、乗継割引はちゃんと効いていた。
四方神明町のフィーダーバス
八重津浜を眺める
次のバスまで時間があるので、海岸まで歩いてみるが、雨のおかげで人気はない。何度か水たまりに足を入れてしまったらしく、靴からグジュグジュと音がするようになってきた。少なくとも散歩や街歩きをする天気ではないと考え、すぐにバス停へと戻った。
