岳温泉のお風呂でのんびりする予定で坂を登り始めたはずだったが、急坂で体力を使い果たしたせいか、いつの間にかふもとで考えていたバスよりも1本早いバスに乗らないとならない思考に切り替わっていて、あまり入浴を楽しめずに元来た道を戻る*1。その愚かな思考に気づいたのは、バス停の時刻表を見たときだった、けっこうへこむ。
2020.07.30[Wed]
岳温泉14:43→二本松駅入口15:10～二本松営業所(行)
福島交通、¥500、11.8km
福島交通 二本松営業所行
折り返す前の岳温泉行のバスには5人乗っていたので、バスで来る旅行者も少しはいるようだ。帰りのバスは岳温泉では自分だけ、途中乗車も1人のみと少々さびしい利用状況ではあったが*2。バスの前面に原瀬経由とあるように、国道459号だけを使って二本松に行かずに、原瀬川沿いに下っていくバスだ。毘沙門堂で国道経由のルートと分かれ、点在する集落を拾いながらバスは進む。乗客も対向車もほとんどないため、バスは快調に山を降りていく。
二本松の街は思ったより商店街が賑やかだった。二本松駅入口で降車すると運賃は500円、福島交通にしては安いな、なんて思う*3。そのままバス停の目の前にあるホテルへ向かい、予定として連絡してあった時刻よりもずいぶん早い時間になってしまったことを詫びてチェックイン*4。まだ時間はあるが今日はここで打ち止め、……とするのはちょっともったいない気もする。思案した結果、今日中に福島までバスに乗っておいて、明日は福島から再開することにし、部屋にザックを置いて外出する。
二本松駅入口交差点から見た二本松駅
