先ほどバスで走ってきた道を、バス停1つ分だけ歩いて戻る。ギリギリ傘が要らないくらいの雨の中、とぼとぼと歩く。天候のせいか人通りはなく、街が静かすぎてちょっと怖くなる。
時間潰しは宿毛歴史館で。宿毛文教センター内のエレベーターで3階へ上がると、正面が受付。そこで待ってましたと言わんばかりに、ボランティアっぽい案内の方からの説明が開始される。こりゃ思ったより時間が潰れそうだ。宿毛歴史館の展示は2つの部屋で構成されており、1つは幕末までの宿毛の歴史と江戸期の宿毛のジオラマ、もう1つでは明治期以降の宿毛出身者・関係者の偉人が紹介されていた。小一時間ほど眺めてからお礼を言って外に出た。
林邸
宿毛文教センターと道を挟んで隣り合う敷地には「林邸」*1があり、内部を観ることができたりカフェも併設されていたりと、歴史館の方もおすすめしていたが、バスの都合もあるので今回はやめておく。ちなみに、最近改修したとのことで以前はどうだったのかなあと後日ストリートビューを開いたところ、林邸の駐車場のあたりには高知県交通の宿毛バスセンターが建っていた。個人的にはこっちが残っていた方が嬉しかった。
かつての宿毛文教センターバス停前(2014年1月)
ということで、林邸はスルーして宿毛駅へと戻る。乗るのは宿毛市のコミュニティバスだ。
2019.04.29[Mon]
宿毛駅(発)~宿毛文教センター10:27→宿毛駅10:36
宿毛市 はなちゃんバス、¥100、2.5km
信号待ちの間に運転士が利用者数を記録していて、そのときに本日朝からの履歴が見えたが、常に誰かが利用しているようだったのでちょっと安心する。もし循環ルートを日がな一日運転して、利用者が皆無だったりすると、運転士としてはどんな気持ちになるのだろうか。個人的にはバターになった方がまだましだなんて考えだしたりしそうだ。
大井田病院では病院の玄関先まで入ったりしたものの、祝日ということもあってか宿毛駅まで終始一人ぼっち。次のバスまでまだ1時間半ほどあるが、食事などの時間を考えればほど良い待ち時間。駅近くのさぬきうどん屋・将元でうどん*2を食べるなどして過ごした。