2018.04.29-05.03 南から北へ67

心配していた天満屋~表町バスセンターの乗り継ぎは成功した。ということで、最終日はまだ続く。

福山駅前での写真の撮り忘れを思い出し、乗る前に写真を撮っておく。宇野バスはダークでいかつい感じのバスだ。前面上方にある5連のランプが、一昔前のダンプのようでかっこいい。

2018.05.03[Thu]
岡山駅(発)~表町バスセンター08:35→片上09:31
宇野バス、¥640、26.9km

表町バスセンターにて
宇野バス 片上行

途中焦って早歩きにはなったが、そこまでしなくても間に合ったようだ。あいにくいつもの席は塞がっていたので、通路を挟んで反対側に腰掛ける。表町での乗客は8人ほど。富山の感覚では休日朝の下りにしては乗客が多いように思える。乗客は途中増減を繰り返し、何度も入れ替わりつつ平島までは8~10人程度で推移する。平島で半分が下車し、以降は4~5人程度で八日市、そして片上へと進む。基本的には国道250号と国道2号を進むが*1前回乗った倉敷~岡山間とは違い、風景が郊外から田舎へだんだんと変化していく様子が楽しめ、最後の最後で海も見えるので、1時間弱のバスでも遠出した気分になれる路線だと思う。

乗車したバスの車内にはコンセントがある
宇野バス車内

バスの内装で気になったのは、窓側の座席付近にコンセントがついていたこと。上の写真でも分かるように、座席ごとにコンセントがあって、使用可能を意味すると思われるグリーンライトが点っている。なかなか気の利いた設備だと思うけど、コンセントを繋いで充電するほど乗車時間がある人ってまれなのではと思う。もしかしたら空港行のバスに使われていた車体なのかもしれないが、ちょっと前時代的なシートカバーと他では見かけない車内コンセントのコントラストがいい味出していた。

片上バス停は、ずいぶん前に廃止された片上鉄道の片上駅のロータリーにあった。駅舎や線路があった場所はマックスバリュエディオンになったようだが、ロータリーだけは残されてバスの乗降場として今も現役で使われている。プレハブの待合室もあるので、雨が降っても何とかなりそうだ。待ち時間は20分と中途半端なので、バス停前でのんびりと次のバスを待った。


*1:宇野バスの時刻表[pdf]にも表題に国道2・250号線時刻表なんて書いてあるくらい。