小川津橋バス停
さて、本来なら坂上線で小川津橋から大竹駅方面へ向かうことになるのだが、次のバスは8時33分発となっている。駅前など、周りに何かあるところだったら1時間くらいの待ち合わせなど平気だが、ここのバス停の近くには墓場くらいしかなく、待合室もあるが日陰のせいかジメジメしていて、おまけに交通量が多く騒々しい。幸い、良いタイミングで逆方向(下り)のバスがあるので、それに乗り坂上線を往復することで暇をつぶすことにする。
2018.05.01[Tue]
大竹駅(発)~小川津橋07:37→美和総合支所07:59
大竹市・岩国市 坂上線、¥430、13.9km
坂上線 美和総合支所行
小川津橋のバス停は上り方面にしかなく、またその対面の路肩はないに等しい状態だった*1。少し路肩のある小川津橋のたもと付近でバスを待ち、やってきたバスに「乗るアピール」をしてなんとか乗車に成功する*2。高校生と思われる女性とつなぎを着た男性がすでに乗車していた。男性の方は弥栄ダムで下車し山奥へ向かって行ったので、林業か何かの人だろうか。高校生は坂上分校前で降りたのでそこに通学しているのだろう。他にも途中から高校や中学へ通う子供たちが乗ってきて、バスはそこそこ賑やかになる。
バス車内に貼られていたステッカー
このバス、以前は南海バスで使われていたものらしく、椅子には当時のステッカーが貼られたままとなっている。また、運賃箱は簡易なものを使用しており、両替ができない旨掲示もされている。さらに、車内の案内放送は一切ない。なので、坂上線で途中のバス停で降りるのはけっこう難易度が高そうだ*3。当方も本来は終点一つ手前の鮎谷で降りるつもりだったが、降車ボタンを押すタイミングを逸し、結局終点の美和総合支所まで乗っていった*4。乗車時に降車バス停を運転手へ伝えられれば問題なしではあるが、そもそも一見で放送がないバスかどうかなんて分からないし、中乗り前降りのバスなので乗車時に運転士へ接する機会がそもそもない。致命的ではないが、坂上線に乗る際の注意すべき点である。
また、貼り出されたマナーの中に「飲食は禁止」と書かれていたが、「飲」くらいは認めてもよいのではと思う。というか、当初気づかずに持ち込んだ麦茶を口にしてしまった。この後乗る大竹市のバスにも「飲食禁止」は書かれていたので、大竹市の方針なのかもしれないが、こちらのバスにはいろいろとトラップが多いようだ。