2024.04.27-30 標高差2,721m 59

宿から見た敦賀駅
宿から見た敦賀駅

起きて外を見ると雨、だが降りは強くないし風もない。しばらく眺め続けていると、傘を差さずに歩いている人も出てきた。うーん、迷うところだが予定通り決行する。

予定のバスまで時間があるので、入場券を買って敦賀駅の構内に入り、うろうろしてみる。新幹線と特急の乗り換えコンコースでは初日に通過したときと同じ状況で、警備員の立っている間隔が狭い、というか列車到着のタイミング以外は警備員の方が多いように見える。西口まで行くと、昨日見かけた謎のバスの案内が掲示されていた。

敦賀駅西口改札にて
敦賀駅西口⇔東口連絡バスのご案内*1

敦賀駅東西連絡バス
敦賀駅東西連絡バス(再掲)

ただ、どういう人が行ったり来たりしたいのかは見当がつかない。そもそも西口って何もなかったし。と、いろいろ思案しながら東口へ戻ると、みどりの券売機に行列ができていたことでいろいろ氷解する。東口にはJRの有人窓口(みどりの窓口)がないからだ。でも、そのために駅を迂回するバスを運行するというのは、ちょっとやりすぎな感じもある。有人じゃないと買えない切符のときは構内通過を許可するみたいな運用じゃだめなんだろうか。

まあ、駅の構造についてはどうでも良い。結局、敦賀駅東西連絡バスに乗車している人は見かけなかったし。それよりもこの先の天気の方が心配だ。

2024.04.30[Tue]
敦賀駅《標高5.3m》10:00→元比田10:25
敦賀市 コミュニティバス 東浦線、¥200、14.8km

敦賀駅にて
敦賀市 元比田行

何度も書くくらいに天気が心配だが、とりあえずバスに乗って先へ進む。敦賀駅でバスに乗り込んだタイミングでは降雨なしだが、その30分前まではかなり強めの雨が降っていたりもした。海沿いに出て風が強ければその時点で中止し、乗ったバスで引き返してくるつもりで乗車する。

このバスも昨日乗ったバスと同様に敦賀海陸運輸が運行するものだった。敦賀駅からは7人が乗車、観光客っぽいグループも乗ってきたのでどこまで行くのかちょっと気になるが、案の定というか残念ながらというか、気比神宮までの短区間乗車だった。他に白銀町気比神宮から利用者があったものの、市街地を出るころには4人になっていた。

基本的には国道8号を北上して進む。赤崎から先は海沿い(というか崖沿い)の道となる。天気が良いと西方に敦賀半島が良く見えるのだが、雨であいにく霞んでしまっている。阿曽での降車取り扱い中に雨が本降りとなる。杉津口*2で国道から分かれると、杉津横浜で客を降ろして乗客は1人きりに。下見をしていなければここで降りる予定だった大比田には、折り返しのバスを待っている雰囲気の人がいるのを確認しつつ通過し、終点の元比田に着く。終点まで乗ったのは自分だけ、バスを降りると雨は小雨になっていた。

降りてみると雨は降っているが風はない。数秒悩んだのち続行を決定する。ここから8.4km、バスはないので徒歩で進む。


*1:1か所だけ「運行」が「運航」になってしまっているのは、自分も良くやるので責める気になれない。

*2:「杉津」の読みは「すいづ」。