神明からは福井鉄道で福井市内へ出て、福井からは新幹線を使いつつ高岡へ戻る予定でいた。
2024.04.30[Tue]
神明17:16→福井城址大名町17:42、福井鉄道 急行、¥430
福井城址大名町…福井/徒歩、0.8km
利用者が多い駅なのか、神明は駅員のいる駅だった。女性2人が改札口をふさぐ位置で駅員とやり取りをしていたので聞き耳を立てていると、保育士として園児を駅に連れてくる算段を相談しているようだった。電車に乗っていたらたくさんの子供たちに手を振られるのか。自分が遭遇したら絶対手をい振り返してしまいそうだ。
ICカード準備中
バスが接続した電車は急行で、福井駅前には寄らないタイプ。福井鉄道のバス路線はICカードが利用できるようになったが、鉄道はまだ準備中のようで車内のリーダーも写真のような感じだった*1。福井鉄道の電車への乗車は初めてだが、地鉄の市内電車みたいな車両が結構なスピードで進むのはけっこう斬新で面白い。路面電車区間ののんびりした運行のギャップも良い感じだった。
福井城址大名町で降りて、福井駅へと歩いて向かう。同様の移動をする人は多いので、そんな流れに乗って適当に歩く。福井駅に来たのは10年ぶりくらいで、今の福井駅は以前の印象は全く見当たらないくらい整備されていた。路面電車の停留所も駅前から離れたところにあったはずだが、ロータリー付近にまで延伸しているし、駅前にいて当たり前みたいな感じで恐竜もいる。一方、富山ではとうの昔に閉店した西武デパート*2がいまだ現役だったりもする。しばらく散策したいところではあるが、電車の時間もあるので歩きながら眺めるだけに留めておく。どうせまたバスで訪れるだろうし。
福井からは金沢まで新幹線で行き、そこから高岡までは在来線に乗るつもりで新幹線ホームへと出るが、電光掲示板には「5分遅れ」との表示あり。まあこれくらいなら、とつるぎの到着を待つが、到着予定時間近くになって放送で実は「40分遅れ」であることを知る。そんなに遅れるなら福井から在来線でも金沢から先の電車は同じになりそう、ということで切符を払い戻し、改札をいったん出る。在来線では高岡までICカードでは行けないため*3倶利伽羅までの切符を買ってホームへ出ると、丁度良い時間の電車があったので乗車する。
2024.04.30[Tue]
福井18:07→金沢19:33、ハピラインふくい~IRいしかわ鉄道、¥680+¥1,330
金沢19:37→高岡20:15、IRいしかわ鉄道~あいの風とやま鉄道、¥500
最近は誰かの隣りに座るのを嫌う風潮でもあるのか、3割くらいが空席なのにドアの周辺はすごい混雑だったりする。難なく席にありつき、そのまま金沢まで。福井から県境を越えた先にある大聖寺までの利用がけっこうあったのは予想外だった。
金沢からも問題なく座って行けた。高岡で乗越清算しようとするが今の高岡駅には自動精算機も窓口もなく、改札にいた駅員に切符と500円硬貨を渡せばよいようだ。そもそも駅で清算したのって21世紀になってから初めてのような気がする。浦島太郎が玉手箱を開けたときの気持ちってこんな感じだったんだろうなあ、なんてちょっとよく分からないことを考えたりした。今考えてみると、けっこう疲れていたんだろうと思う。
*1:なので、神明駅では食券みたいな切符を購入した。新幹線などで長距離乗車するときを除くと、切符を購入したのは東城駅で芸備線に乗ったとき以来だ。
*2:福井の西武はだるま屋西武だったっけ、たしかそんな名前だった記憶がある。
*3:3社にまたがる利用が駄目らしい。