近江今津駅バス乗り場
近江今津駅までは歩いてやってきた。この後も2か所で歩く必要がある。それをこなすパワーを注入するためには中華、ジャパニーズ中華しか思いつかない。ということで、駅近くの中華料理屋に入ってラーメンセット(ラーメン+半ヤキメシ)を平らげる。ランチのラーメンセットというと半ラー+半チャーが多数派の中で全ラー+半チャー、また半チャーも他店の半チャーの1.5倍くらいはあって(つまり3/4チャー)、ボリュームも味も非常に良かった。
近くのコンビニに寄ってアイスコーヒーで食休みしたのち、駅の西側にあるバス乗り場へ回る。最初の計画ではここからJRバスで小浜へ出るルートも考えていたが*1、歩く距離が少し伸びるもののその日のうちに敦賀に届くルートに変更した。ということで、連続3本目となる高島市コミュニティバスに乗車する。
2024.04.29[Mon]
近江今津駅12:23《標高86.0m》→マキノ病院前12:39~近江今津駅(行)
高島市 コミュニティバス 総合運動公園線、¥220、7.8km
バスのカラーリングから、運行委託先が湖国バスになったことを知る。近江今津駅は乗客4人で出発する。しばらくは今津市街をくねくね進む。これはコミュニティバスあるある、中心街にあるお店や高校・病院を経由してから郊外に出るパターンだ。もちろん滋賀県を走るバスなら平和堂は外せない。乗降はなかったもののちゃんと店の前を経由した*2。
平和堂に寄った後は山側へ戻り、県道今津マキノ線で北上する。次のバス停での乗り継ぎ時間はわずか3分しかないが、同じ市のコミュニティバス同士の乗り継ぎだからなんとかなるだろう……と思いつつも、赤信号で止まるたびにドキドキする。スマホの時計と運賃表に表示される数個先のバス停名*3を見比べつつ、マキノ病院前の表示を待つ。結局、大きな遅れはなく無事マキノ病院前に到着した。乗継券はどうしようかと逡巡したが、発券に手間取っている間に後続のバスが停留所を通過したら一巻の終わりなので、ここでは運賃支払だけに留めておいた。どうせあと2回は乗る予定だし、という打算もあったりするが。
いつの間にか空は厚い雲で覆われていた。そういえば循環運転をしている総合運動公園線の最北端バス停はこのマキノ病院前なのに、途中で降車があったのは構口だけだったのが不思議だったが、乗車したバスは近江今津へ戻る際にいろいろ寄り道をするバスだと後で知った。普通の利用者目線だとできるかぎり最短経路で最寄りバス停に着いてほしいと思うはずだが、自分はできるだけ遠回りしてから目的地に着いた方が得した気分になる。もちろん、そんな気持ちは誰からも理解されたことはない。