次のバスは「標高差2,721m」において50本目となる。あとどれくらいのバスに乗ればゴールに着くのか、まだ見当もつかない。
2024.04.29[Mon]
新旭駅《標高92.4m》10:40→木津浜10:51~新旭駅(行)
高島市 コミュニティバス 新旭西循環線、¥220、4.5km
先のバスで乗継券をもらったことからも分かるように、次に乗るのも高島市のコミュニティバス。これから乗るバスは先ほど乗ってきたバスの後方に停車したので、運転士同士で会話している横をすり抜けて乗車する。ちょうど西循環線と東循環線が同時刻に出発するせいか、こちらが乗車した直後に運転士が「どちらまで行かれます?」と尋ねてきた。「木津浜まで」と返すと運転士は会話に戻って「今津まで歩かれるんやわ」と話していた。うーん、近江今津まで歩いていくなんて一言も伝えていないのに……お見込みのとおりです。自分がバスを乗り継いで北上していることを完全に読み切っている。
会話を盗み聞きしていると、どうも以前、(バスなのに)乗客に近江今津駅方面へ行ってほしいと要求されたことがあるようだ。確かに現状の新旭~近江今津間はバスが繋がってない。湖西線で行き来できると言われたら返す言葉はないが、新旭より南方の安曇川へは予約乗合タクシーがあるので、近江今津まで行くコミュニティバス(もしくは乗合タクシー)があってもいいように思う。ということで、このバスを降りた後は近江今津駅まで歩くことになる。
時間になると新旭駅を1人だけで出発する。基本的には国道161号の旧道っぽい県道高島大津線を北上する。岡バイパスあたりのルートが少々トリッキーな感じだったが、琵琶湖を眺めることができたので良しとしたい。結局乗客は他にないまま目的地の木津浜*1に到着する。
2024.04.29[Mon]
木津浜《標高86.0m》…近江今津駅/徒歩、1.6km
木津浜より近江今津を眺める
この日の歩きは計3か所を予定していて、これがまず最初の徒歩区間。近江今津から先は昼過ぎに出るバスなので、昼食する店を吟味しながらのんびり歩きで進む……前に、せっかくなので木津浜と呼ばれるところを眺めに行く。至近で眺める琵琶湖は、もう海扱いしてもいいんじゃないかという感想しか出てこない。
今回は1.6kmほどを歩いて繋いだが、途中で内陸側に足を向ければ松陽台南というバス停があり、そこから予約乗合タクシーに乗れば400mほど徒歩区間を減らすことができる。もちろん予約は必要だし*2時間が合わなければ使えないので*3、近江今津駅までのんびり歩いて行った。駅には20分ほどで着いた。