2024.04.29[Mon]
新旭駅(発)~下古賀《標高117.9m》09:55→新旭駅10:04
高島市 コミュニティバス 下古賀循環線、¥220、5.3km
バスを待っていると、日野のポンチョがやってきた。コミュニティバスと言えばポンチョだ*1。見晴らしの良い席が最後部しかないという欠点はあるものの、ワンボックスタイプの車両ではできない「立ち乗り」が可能な、運用する側から見たら汎用性の高い小型バスだ。乗客は自分だけだったので、心置きなく最後列に腰かける。バスの車体正面に「江若」と書かれていたので、この路線は江若交通が受託しているようだ。
高島市はコミュニティバスや予約乗合タクシーの運行を手広く行っていて、今回乗ったコミュニティバスもその一つ。路線網は旧自治体内に納まる傾向があるものの、自治体面積が広いこともあって*2コミュニティバスだけでけっこうな距離を稼ぐことができる、バスの乗り継ぎがしやすい自治体だ。ただ、今回乗車した下古賀循環線の利用者は終点まで自分のみ、この時間帯の便の今後はちょっと先行きが怪しそうな気もする。朽木から新旭への乗り継ぎの便はいいんだけど、好事家以外の需要はないのだろう。
新旭駅で降車の際、運転士に乗継券の発行を申し出る。これがあると乗り継ぎ先の高島市のコミュニティバス・乗合タクシーが無料で利用可能となるので*3お願いすると、日付と降車バス停などが書かれたチケットを手渡された。これで次のバスの費用負担がないのは嬉しい*4。
新旭駅では30分ちょっとの待ち合わせとなる。「新旭駅」とあるが付近に旭駅があったわけではなく、以前の自治体名が「新旭町」だったからつけられた駅名だ。新旭町が合併して高島市となった現在、今いる場所は旧新旭町ということになる。古そうだけど常に新しい町ということだろうか。まあまあややこしい話だ。