2024.09.09 標高差2,721m 81

いつの間にか空は雲で覆われていた。畳平までのきっぷを購入し*1バス停で並んでいると、中国系のハイカーから「ノリクラ?」と聞かれる。慌てて「yes, but change ほうのき」と英語で返してしまうが、意図は通じたようで一緒に並んでバスを待った。

2024.09.09[Mon]
新穂高ロープウェイ(発)~平湯温泉《標高1,257.2m》12:30→ほうのき平12:46~高山濃飛バスセンター(行)
濃飛バス 平湯・新穂高線、¥560、9.5km

平湯温泉にて
濃飛バス 高山濃飛バスセンター行

平湯温泉を14人乗車で発車する。人数は確認していないが、平湯温泉では半数程度の乗客(主として登山者)が降りたようだ。大滝口・キャンプ場前で2人降ろすと一気に標高を稼いで平湯トンネルへと入る。前の方に座っていたので、平湯トンネルを出たあとに雨がフロントガラスに付着するのを確認できた。この先の降雨は勘弁してほしいが、標高の高いところへ向かうわけだから雲上に出てしまう可能性もある、いや、そうであってほしい。

殿下平の手前で乗鞍方面への道路が分かれていて、次のバスではそこから乗鞍方面へ進んでいくはず。しばらくは高山方面へと向かう国道158号を走行したのちに国道から逸れてほうのき平へ。冬季はスキー場、それ以外の季節は花畑となっている斜面を横目に見ながらバスを降りる。食事やトイレなど思いつく用事はすべて平湯温泉で済ませていたため、降りた勢いのまま次のバス停へと早足で向かう。運良くバス停に待ち人はいなかった。眺めの良い席に座れそうだ。

ほうのき平にて
ほうのき平に到着した濃飛バス


*1:平湯温泉ほうのき平から畳平までの運賃は同一なので、平湯温泉で畳平までの通しのきっぷを事前購入しておけば、実質平湯温泉ほうのき平間の運賃(560円)を払わなくて済む。